自称写真家の小原信好が死んだと言う件で、自分の中の願望リストが一つクリアされたと言う事を前回のブログに綴った訳だが、まだまだとっとと死んで欲しい人間が何人かいると結んだ。
その中の筆頭として、某バイクツーリングラリー主催団体KRの代表であるオッサンが居る。
まだ生きてるし、ラリー業界は狭いので下手にイニシャルを出しただけでも俺が誰だか特定されかねない。
そうなると辺な噂が広まり、今後参加したいラリーイベントに参加出来なくなる可能性がなくは無いので控える。
そのオッサンは年に20回程のラリーイベントを企画していて、全線舗装からダート有りのルートなどバリエーションに飛んでいる、開催される場所は愛知県岐阜県を中心に群馬県、静岡県、関西は以前奈良県や京都府でもあった。俺も何回かそのイベントに参加して完走を果たしている。
そのイベントへの参加を申し込みする際の注意事項として
「当イベントに対して批判的な意見を持つ者は参加を断る」
と言う文言がある。
言ってる事は確かに合ってると思う、気に入らなければ参加しなければ良いし、他にも楽しいツーリングラリーイベントは幾らでもある。
俺自身そのKRのイベント主旨に対して何一つ不平や不満は持っていなかったし、むしろコマ図ラリーの経験を積ませてもらっていると言う姿勢で参加していたので感謝しているほどだった。
所が、この代表のオッサンはかなりの曲者と言うか思い込みが激しいと言うか頑固すぎる所があって、昨年の秋に俺が参加した群馬県内でのコマ図ラリーにおいて、当日朝のブリーフィングでそのオッサンが
「最近ラリー中の事故、特に一般車を巻き込んだ事故が頻発しております」
とか
「林道でトラブルが起きても、我々は助けません、自分達でなんとかしてください」
と言うトラブルを受けて、規約を改変したと話ししていた。
それを当時俺はGoProで録画していたので、これは大事な所だと捉え、余計な所はカットしオッサンの言いたい意味が変わらないように編集して自分自身のタイムラインへ公開設定でレポートと共にアップした所、そのオッサンがエゴサーチして見つけたらしく、俺にクレームをつけてきた。
「見てもいない事を憶測で語るな、出鱈目を公開するなら、規約に違反したので今エントリーしているイベント参加を拒否する」
「その上で加入している会員からも退会してもらうので会費も返金する」
「今後のイベント参加は断る」
もう完全に一辺倒である。
全く納得の行かない、何一つ承服できない通告だった。
俺が動画と共にfacebookで書いた事は所々で端折った所はあるものの、主旨からは何一つ外れていないのに、このオッサンは自分達のイベントに俺がイチャモンを付けた、批判したと思い込んでこちらの反論には一切耳を貸さず頭ごなしに追放したのである。
元から非常に癖があるとっつきにくい、正直主催団体代表だから表向きは普通に取り繕っていたが、できる事ならば絡みたく無い絡まれたく無いオッサンだったが、やはりそう来たかと思った。
コマ図ラリーは個人的に今自分のオフロードツーリングの主たるコンテンツとなっているので、体が空いている限りは年間通してなるべく多く参加しようとしていただけに、その一つが無くなったのが納得行かなかった。
ただ、そこの団体が全てではなく他にもDOAやクラスミッション&モトラーダ、ビックタンク、コジコマラリーやコマ図フォレストツーリング、リバーランドラリーなどのイベントが傘ならなければ相当数のイベントはある。
特にそごまでして執着しなくても既に楽しんでいるので、困った困ったという状況では無い。
しかし、自分の納得行く形での退会参加拒否では無いので未だにムカムカしているのは正直な所だ。
いつかはまたあの団体にしれっとエントリーし、しれっと完走してさっさと帰ってやると思ってはいるのだが、このKRの代表のオッサンの目の黒いうちは俺の事は覚えているだろうから、数年経った所でエントリーしても拒否されるのは目に見えている。
望むらくは、このオッサンがいなくなってくれれば良いのだが、主催団体のスタッフ全員が俺をブラックリストに入れてしまっていたら、多分団体そのものが解散するかメンバーが世代交代で入れ替わらない限り返り咲きは無理だろう。
所が、所がである。
思いもよらない事が判明している。
先日の春DOAの会場でたまたま話をした人がそのラリー主催団体KRのNo.2の人だったのだが、話ししている相手が俺だと言う事には気がついていたはずだ。
何故ならその時にゼッケンナンバーと出走バイクが分かっていたので、エントリーリストを見れば俺が何者かは一発で分かる。
しかし、ラリーが終わって別れ際にその人は
「じゃあ次はKレンでお会いできますかね?」
と言ってきたのである。
俺があの事情で追放されている事をその人が知っているのであれば、そんな事は言わない筈だ。
と言う事は何を意味するか?
そう、俺が何者かあのオッサンからは何も聞かされていないと言う事だ。
つまり、俺とあのオッサンとの諍いは当事者以外知らされていないと言う事になりはしないか?
そこから分かる事はこんな感じだ。
「あのオッサンさえ居なくなれば、俺はあのKRに復帰出来る」
と言う事だ。
はよしね、病気でも事故でもなんでも良い。
後は一時期、若手にルートディレクションを任せていた時もあったので、さっさと後進に三行半を渡されて隠居入りしてくれれば良い。
とりあえず、そのナンバー2の人とはfacebookで友達になりコネクションを一つ確保した。
実はその会場にはもう1人KRの幹部クラスの参加者がいた事を確認しているので、いずれ上手く絡んで信用を獲得して友達になり、コネクションを作る。
もしその人は俺の素性を知ってて何となくKRへの参加は困る的な態度をとった場合は、即座に友達リストから削除しておくつもりだ。
追放された団体の代表以外の幹部と繋がりを作っておき、あのオッサンが一線を退くもしくは死ぬか何かして居なくなってくれれば、その時がKRのラリーへ復帰出来るチャンスとなるだろう。
追放されたあの日から俺は毎日あのオッサンの居なくなる日が来る事を強く強く願っている。