こんにちは!
カスタマイズ治療専任ドクターの藤瀬です
本日から全3回にわたり、
「紫外線が肌に与える影響について」
ブログを書かせていただきます
当院では、カスタマイズ治療にお越しいただいた患者様に、
問診で「日光を浴びる機会は多いですか?」と
お尋ねしています。
その質問の意図は・・・
①原因追求
②治療経過の予測
③ヤケドなどの合併症回避
のためです。
今回は①について、深堀りします
★原因追求とは??
紫外線には、消毒、ビタミンDの合成、
血行促進、新陳代謝の促進など
有用な作用があります。
しかし、長時間の紫外線曝露は、
皮膚の弾力性や色素の均一性を失う
大きな要因になります
具体的な症状としては、
シワ、たるみ、シミ、そばかす、色素沈着など…。
そう、美容皮膚科で扱うお悩み全てです。。。💦
★有名な写真
この写真は光老化の恐ろしさや
紫外線予防の重要性を伝えるためによく使われる写真です。
出典:Jennfer R.S.Gordon,M.D.,and Joaquin C.Brieva,M.D.,Unilateral Dermatoheliosis,N Engl J Med 2012
69歳のトラック運転手が25年間、
左ハンドルのトラックの窓から紫外線を浴び続けた結果、
顔の左側の老化が進んだというものです
運転中に日光を浴び続けた側と、そうでない側の
老化現象の進行が良く分かるかと思います。
シミ・たるみ・シワなどの老化現象は、
加齢によるものが2割
日光によるものが8割
と言われるほど、
実は紫外線による影響が大きいです。
「車通勤だから」
「通勤の時くらいしか外に出ないから」
という方は多いですが、累計時間を考えたら
それなりに紫外線を浴びていることになりますよね
何の治療でも原因の追求と対策は重要なので、
普段日光を浴びる機会が多いか?多かったか?
お伺いするわけです。
★紫外線の種類と老化現象「光老化」
紫外線(UV)は太陽光線の一部であり、
肌にさまざまな影響を与えます。
UVはUVA(長波長)・UVB(中波長)・UVC(短波長)
の3種類に分かれますが、地表に届くのは主にUVAとUVBです。
UVAは皮膚の深く「真皮層」にまで到達し、
長期的なUVA曝露は、コラーゲンの生成を阻害し
コラーゲンやエラスチンの破壊を促進します。
その結果、肌の弾力が失われ
シワやたるみが発生します。
一方、UVBは皮膚の表層である「表皮」に強く作用し、
シミや、日焼け(スキントーンが暗くなる)、
皮膚がんの原因となります。
★美肌を保つ鍵は「一年中、紫外線対策を徹底すること!」
↓こちらは日本でのUVAとUVB量です。
参考:日本化粧品工業会
紫外線の量は3月あたりから次第に増え、
5~8月にはピークに達します。
真冬の1月と、ピークの5月~8月で
紫外線量を比較してみると、
真冬のUVBは2割程度ですが、UVAは5割も!
紫外線の有害な影響を最小限に抑え
肌を守るためには、適切な防御策が必要です。
そしてそれは、
夏だけではなく、一年中行うべし!
特にUVAは、長波長で
雲や窓ガラスも通過します!
曇りの日でも、車や部屋の中でも
窓際なら紫外線を浴びてしまいます
レジャーや屋外スポーツはもちろん、
日常生活でも素肌を無防備に露出しないで、
UVケア製品を用いて防御することが大切です
理想は、ゴルフクラブのキャディーさんや、
モネの『日傘をさす女』
次回は
日焼けをする機会を聞く理由 その②〜治療経過の予測〜
について解説していきます
お楽しみに!
診療日・料金改定のお知らせ
2024年1月より医師の診療日、2月より料金が改定いたしました。
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
◾️公式アカウント◾️
キャンペーンやクリニックのお知らせを
LINEで配信いたしております
加藤先生のご予約開始日もお知らせしています
のでお友達登録お願いします
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
スキンケア関連(@azabu_beauty_skincare)
注入関連(@azabu_beauty_injection)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
美容ブログランキングに参加しております!
↓↓↓クリックで応援お願いします♪↓↓↓
◾️ご予約
初診の方はこちら
再診の方はこちら