手術後切開した傷跡が痛い。。。
抜歯したあとが痛い。。。
手術の傷痕、あるいは捻挫や骨折の後、あるいは注射の後、
抜歯後の歯肉などに相応以上の痛みがいつまでも続くことがあります。
これは単に痛覚神経だけではなく、交感神経も関与して生じる現象であると考えられています。
以前は、カウザルギーと呼ばれたり、反射性交感神経性萎縮症(RSD)と呼称されていたこともあります。
根本的には、健康保険ではこれに対する治療は確立されておらず、理学療法なども実施しますが、長年改善しません。
ボツリヌス剤を疼痛部に注射すると、
半分くらい痛みが軽減し、
外国の論文では11カ月くらい効果が
続くことが報告されています。
その後は自然に軽快することも少なくないようです。
ただし、指や手を失ったような場合に、切断部にこのCRPSが現れることがあり、
その部分では皮膚が薄くなったり、骨が痩せたりすることがありますが、
そのような強烈な症状に対して効果がどの程度であるのかはまだ報告がないようです。
経験的にはもっとも多いのは手術後の傷痕の痛みと抜歯後の痛みの2つです。