冷え性とレイノー症状
レイノー症状は、手先が血流障害のために白~青紫色になり、冷たくなる症状です。
膠原病などの免疫病に伴うことが多いのですが、必ずしも免疫病だけでなく、頸椎などの変化で末梢神経の異常で現れることもあります。
末梢の血管への自律神経からの支配に異常が起きて生じる現象です。
またこれと類似の現象が冷え性(症)でも生じます。
冷え性とは総称で,いろいろなタイプがありますが、ここで紹介するのは、寒いとき、あるいはクーラーなどを浴びたときに、膝以下に単に寒けだけではなくゾクゾクとするような違和感、痛み、など辛さが現れるようなケースです。
手にも現れることがありますが、足の方が症状が強く出ます。
レイノー症状と冷え性の手足の症状は、いずれも交感神経(絶対的、相対的)が過剰に作用して末梢血管が収縮してしまい血流障害という点で共通点があります。
当該部の皮膚に細かくボツリヌス剤を注射すると、交感神経の作用を抑制して、血管が広がるようになるからです。
皮膚の温度まではたいして上がりませんがゾクゾクするような不快な違和感は軽くなります。
効果は長く1年くらい続くことが多いようです。結果的に再投与をしなくて済む場合もあります。