Botom line, botom job. -30ページ目

Botom line, botom job.

結局のところ、底辺職。

 

 

始発一本後の車内は空席がまばらで大きなトランクがいっぱい。

羽田行くモノレールか?


世間は今日からゴールデンウィークなのか。


おらかんけーねー

働く。




夜中に猛烈な夢を見て目が覚めた。

喉カラカラ

あんな事を女の人にしちゃいけない。

なんちゅうせくはらだ。

だけどあれは俺で、

夢と言うよりも、印象深かった事を思い出しただけ。

かつて俺がしていた事。

なんちゅう事をしてたんだ。

たくさんしました。



お弁当美味しかった。

我ながらびっくり。

プロトタイプを作っただけある。

量も「ちと少ないかな?」と思ったけど、注文するお弁当と同じくらいじゃないかな。満足ですすぐ寝た。

欠点はリュックが重くなること、横に出来ないこと。美味しいお昼の為には仕方ない。し節約にもなるよね。




早朝の地下鉄のホームを『小柄なショートカット』の女の人が小走りにやって来る。

一本後を待つ俺の前から車内に入る。

いつも乗る場所を決めているんだろう。

 

この人を他人の空似したのか。


なるほど背格好は似てる。

ショートとボブの区別は俺には付かないし。

逆に言えば、


小柄でショートは全員空似か?

後ろ姿を見るまで判断しない。

同定基準はお尻の形だばかたれ。



今日はキツイ仕事になる予感。

嫌ではないけどね。

すぐ終わるし。

背筋を伸ばして。


 

↑完成形濃口鶏そぼろ、シャウエッセン、ブロッコリーの鰹節柚子胡椒和え、しば漬け。

 

 

情報量の多い一日だった。

「だっめだなぁ。なにやってんだろ?」

凹みながらちょっと嫌な気分で帰った。

もうさ、

脳が古くなってて思い込みも激しくなってるし、そんな突然あれこれ言われたって演算出来ないって。なんちゅーか最近、思い付き場当たりで生きてる気がするし。

 

お弁当箱の到着が遅れて昨日はお弁当諦めた。

だけどその分のご飯は鯛茶漬け・・ちがう、炊いちゃった。

会社でお弁当頼んでお昼食べて寝て起きたら、

 

「保温のまんまにして出勤するのやめて欲しい」

 

娘から苦情LINE

怒らいちった。

「いやお前が言うなよ」とは言わない。

「そんな言い方しなくても」とは思ったけど。

俺も「これどうしたもんか?」と思いながら出たし。ま、『痛い所を突かれた』てことかね。

 

身体も脳も疲れてんなー

会社でもミスしたし。

今日もう一回頭下げればいいや。

 

 

起きたら時報代わりにテレビ点ける。

4:03の『知人だった男性』のテロップ画面のまま。

ありゃTBS、放送事故だ。

なんて思いながらお弁当詰めた。

しばらくして、

リモコン反応しない。

??

テレビ本体の電源切れない。

コンセント抜き差し復活。

ありゃこれうちのテレビがフリーズしてたんだ。

そろそろだな。

もうテレビ買わない要らない。

娘まったく見ないし俺も無くて困らない。

 

 

始発2本目を待つ、すでに明るい霧雨のホームで脳みそに、

 

すぱいろじゃいら

 

と浮かぶ。

(?)

(Spyro Gyra?)

(あの?)

(昔の?)

(それがどーした?)

YouTubeで検索してみる。

 

あ。

これか。

ひと月くらい前、どっかの店(多分スーパー)の変に編曲されたBGMで、

 

あれこれなんだっけ?

 

『Morning Dance』だ。

 

カリブの朝か?

カリブ海って、びっくりするほど冷たいよ。心臓止まるかと思ったもん。

ふむ。

脳のバグ、突然繋がって一個解決。

それなりに、

 

今日はいい日(かも知れない)

そろそろ何かいいこと起きてもいいと思うんだ。

どうだろ?

 

 

昼下がりのセブンのレジ前。

 

「あ。先にどうぞ」

「お先にどうぞ」

「先、いいですよ」

 

さっきから俺の後ろに並んでる郵便屋さん、引っ越し屋のお兄ちゃん、どっかの営業のおっさん・・に順番を譲り続ける。

だってレジ、ひとつしか開いてないし。

(お。後ろ誰も並んでない)

 

あの。

すみません。

 

「?」(レジのおばはん、もといお姉さん)

 

さっきホットコーヒー買ったんですけど。

 

「?」(「あー、買ったね。覚えてるよ」て顔)

 

ぼぅっとして『 L 』押しちゃって・・差額を払お・

 

「え。」

「入りました?」

 

あ、ええ、ギリギリ入りました。

 

「入るんだ」(え。そこ?)

 

カップのふちギリギリでしたけど(だからさー)

ですので差額を。

 

「え?」

「いーのいーの」

「気にしないで」(いやするだろ。逮捕されたやつ居ただろ)

「ありがとうございます」

 

あ、はい。こちらこそありがとうございます。すみませんでした。

 

 

後ろにお姉さんが並んだのでお辞儀してレジを離れる。

 

 

「入るんだー」(おばさんまだ言ってる)

 

 

 

貴重な俺の休務日を川を渡って小一時間。

親父の施設を見に。

 

「この状態ですと受け入れは難しくなりますね」

「施設全体に便臭がするようになってしまうので」

 

そりゃそうだろね。

 

でもさ、

だったらさ、

その時点で話を打ち切って帰らせてくれよー

そこから1時間半、見学して申込書書かせて、

 

「それでは後はうちと病院さんとのやり取りになりますので」

「結果が出次第お知らせします」

 

気を持たせるんじゃねーよ、こっちは期限迫ってるんだよ。駄目ならダメで次行かなきゃなんだよ。

13時に家を出て帰宅19時半。

なんなんだよー

俺は親父にいい施設に入ってもらおうなんて思ってない。死に場所を探してるだけだ。

帰りのTOCOTで姉と、


お袋はなんであの人を選んだのかなぁ?


「ダメ男好きだったんじゃないの。」


(うわあああ)



漫画や話しには聞いていたけど、まさか自分の身内に居るとは、それも母親が・・

あー、

でも、

俺も人のこと言えないよな。

親父には遠く及ばないけど(と思いたい)

誰か好いてくんないかな。



くたびれてるけどアスペだから『帰ったらやる』と決めてた事はやる。何時であろうとやる。じゃないと今日一日に腹を立てちゃうから。


炊飯器届いてる。

お米(ゆめぴりか 5kg 4,270円。高っ)買ってある。

鶏ひき肉買ってある。


先ず新品の炊飯器を洗って、

お米研いで炊飯器最初の「ぴ。」

ボールに醤油大さじ4、砂糖大さじ2.5、味醂大さじ1と生姜ぶにゅ〜を混ぜ混ぜ混ぜ・・

フライパンに鶏ひき肉300g「どば。」

料理酒をー


「なにしてるの?」


背後から娘。


お弁当用鶏そぼろプロトタイプの製作、並びにシュミレーション。


「油引かなきゃ」

「最初は鶏ひきだけ炒めるの」


え。

あ、そなの。

すぐ混ぜないの?



並んでキッチンに立ってご指導いただく。



冷蔵庫にさ、

卵と蕎麦つゆと葱あるじゃん?


「うん」


てことはさ、

納豆買ってくれば納豆ご飯が食べられるのか。


「だね。」


炊飯器ってすげえ。


「あはははは」

「何言ってんの今更」



少なくとも、

俺が親父を嫌うほど、俺は娘に嫌われてないようだ。

今のところはだけど。

嫌われないうちに死なないとだ。

プロトタイプは失敗。



お弁当屋さんの鶏そぼろってさ、

相当お醤油入れてんだね。


「あー」

「あれ煮込んでるからね」


そーなのか。