東京オリンピックと巡回訪問 | ぼてさん、時々ベンジャミン、たまにJW.org

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エホバの証人に対する記憶、気持ち、想い、葛藤、未来を書いています。

泥船の様相を呈してきた東京オリンピックもそろそろスタートの火ぶたを切ろうとしています。

私としてはどーでもいいイベントなので、どうなるか高みの見物をしておりますが。

 

 

IOC、JOC、東京都、政府の必死の盛り上げにも関わらす、世間の風は冷ややか・・・。

一部の人を除いて盛り上がらず、逆に人は口には出さないものの面倒くさいヤツ。

 

これ、この感覚をどこかで経験したことがある。なんだっけなぁ・・・ あったよなぁ・・・。

 

あ、巡回監督の訪問だ!!!

 巡回監督の訪問のずっと前に、いついつそっちの会衆に行くからねぇ!

私はノートに記録としては取りつつ記憶には止めていない。

 

一か月前とかになると、「巡回監督兄弟たち一緒に働く特権がありますよー」というノルマのような予定表が掲示板に貼られ、意識高い系(奉仕の僕、開拓者)の人たちは巡回監督やその妻姉妹と働くため我先に埋めるが、いくつかはやっぱり埋まらない。

(ここでいう働くというのは伝道活動を巡回監督とすること。私と巡回監督が奉仕してもなにも盛り上がらず、とっても気まずい。何か教えてくれるらしいが、何も教えてもらったことは無い。っていうか普通のことしか言わない。でも集会のことを思い出して確認のためにノートを見せたら、ノートの取り方が上手いと褒められたことはある。)

 

2週間前になると、長老たちは「ぼて兄弟、土曜日奉仕出られますよね? 巡回監督とご一緒されたらどうですか?」とか余計なことを言ってくる。お節介もいいところ、一緒に働きたかったらとっくに予定表に書いとくよ!!!

 

1週間前になると、王国会館の大掃除、巡回監督夫妻が訪問する1週間に彼らに粗相が無いように血相を変えて長老たちが段取りする。目に見える部分だけで、奉仕区域の調整、研究生の聖書研究への調整、牧羊訪問の調整、野外奉仕のための集会の準備、奉仕の送迎、食事招待への送迎、宿舎への送迎など枚挙にいとまがない。それは大変な物量だろう。

まぁ調整が大変なのは分かるが、血相を変えてピリピリしているのは会衆の成員にはバレているし、雰囲気上も大変悪い。こうなってくると誰のための巡回監督様の訪問かよく分からなくなってくる。巡回監督のため? 会衆の成員のため? 長老自身のため?

 

私はこの時のこんな感じで動いてくる長老が大っ嫌いだった。

「嗚呼、巡回監督様に粗相があってはいけない。成員を信用はしているが、何かあっては監督様に失礼だ。念を押しておこう。」

いつもは本当にいい長老なんだけどねぇ・・・。この時は何かが乗り移っている感じがするんだよね。サタンかな?

 

巡回訪問当日には 「ようこそいらっしゃいました!巡回監督ご夫妻様!! どうぞ都合の悪いものは隠しておきました。良いものしか見えませんので・・・・へへへ」と長老達が悪代官の様に見えたものでした・・・。

そして一部の盛り上がった会衆の意識高い系の成員で、巡回監督ご夫妻様の乗ったお神輿を担ぐのでありました。

 

私だけではない、盛り上がらない平信徒たち。そこそこいましたよ。ほら、これを読んでしまったあなたもそうじゃありませんでしたか?

 

んでぁ!