温羅のハルうらら | 坊っちゃん劇場official blog

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坊っちゃん劇場 第16作ミュージカル「ジョン マイ ラブ」に出演している役者・スタッフによるブログです。本文・画像の二次利用はご遠慮下さい。

三代目温羅役四宮です^^
12月からの登板、あっという間に残りの上演回数は両手では足りなくなってしまいましたが、
故郷・岡山の物語に出演できたことを心から嬉しく思っています!
岡山は空港も桃太郎空港と名付けられるほどの桃太郎県なのですが、小学生の頃に入っていた桃太郎少年合唱団が音楽に携わる道についた原点でもあります。

ともあれ、「鬼の鎮魂歌」の温羅役をもって6回目の坊っちゃん劇場出演となるのですが、前作は「誓いのコイン」にてニコライ役、その前は「よろこびのうた」でミハエル役。
はい、お気付きの方もござりましょうが、三役とも外国人なんですwww
アメリカの舞台ですとアジア人として見られますが、人種を越えて役を演じられるのは日本の舞台の有難いところです^^


そしてこの3作に共通する「国境を越えた恋愛」
日本ードイツ 
日本ーロシア
吉備ー百済
「鬼の鎮魂歌」で胸に刺さる言葉の一つが、桃子の「私は百済の女になります!」というセリフです。
この言葉には3年前の「よろこびのうた」を彷彿させられました。
当時はミハエルとして「おいどんは日本人になるでゴワス!」と叫んでおり、このセリフは演出・錦織さんから作品のヘソだと言われていました。
自分のナショナリティーを投げ捨ててまで恋を貫く。
反対必死、当時では天地がひっくり返るような発想でしょう。
一途に温羅を想う桃子は偉大です!
ドヒャドヒャドヒャ(о´∀`о)(岡智さんの笑)

まだまだ他にもたくさんのエッセンスが詰まった「鬼の鎮魂歌」
たくさんの人たちに見ていただきたい!
ご覧いただいた方には、観た感想を周りの方々にシェアしていただきたい!!
温羅という役を、桃太郎博士という役を一回一回噛み締めながら3/14の千穐楽まで駆け抜けます!!!

あ、公演は8月まで続きますょ^^
ドヒャドヒャドヒャ(о´∀`о)(岡智さんの笑)