保険屋時代に

ブラックな小話で

『亡くなった当日は悲しみの涙でも

翌日には保険証券を探す』

それくらい保険は

残された家族にとっては

重要なんだって話なのですがね

親類の闇を見てしまうと

現実は小話以上にエグかった


猛烈な亭主関白と

ここ数年の過酷な入退院で

元々サイコなお義母さんが

病み気味なのは知ってるけれど

元々冷淡だったよね

最期の別れに最低限の礼儀は有るだろう

あまりにも酷い言葉の数々に

笑顔の思い出が

一つ一つ打ち壊されてるようで

キツかったな〜

血管が限界で点滴も外して

栄養補給も水分補給も断たれ

じん肺で片肺なのに

肺炎まで起こして

低酸素状態で苦しい呼吸の中で

身振り手振りで必死に訴える

お義父さんに

『何言ってるか分からんわ〜』

『ハッキリ喋って〜』

『私は大丈夫だから頑張らないで良い』

『もう良いって』

って何度も何度も投げかけられる

心無い言葉たち・・・

妻の言葉に頷くことも無く

必死に違うと訴えるお義父さん

もしかして感謝の言葉だったのかもよ

違うっぽかったけど!

入院中は大半が意識朦朧として

滅多に覚醒しませんでしたが

最後の日はずっと目を見開いて

訴えてました

・・もう鬼畜な言葉を喋るな母よ

お義父さんはボケてるって

前提でサイコな言葉を

笑って話す義母は恐ろしかった

それでも必死に訴える義父

その姿が見ていて辛かった

親友が亡くなる当日にお見舞いに

来てくれた時には

必死に起き上がろうとしてた

義父はボケてませんよ

義父の話をまともに聞いてないから

話が噛み合わないだけで

ボケてるのは義母ですよ


優しい言葉の一つも残さず

ワガママ放題罵ってた

義父が招いたカルマかも知れません

それでもね・・・・

死の淵で苦しんでる姿を見ても

恨み辛みが勝りますか?

人生の締め括りを

失敗してる夫婦なんだなって

かなり世の中を

冷めた目で見ている僕でも

シンドかった


最後の霊柩車の助手席には

妻か喪主が遺影を持って

座るもので

お通夜での打ち合わせでは

母が乗るって決まってましたが

長女が『霊柩車に乗ってみたい』

って好奇心だけで

『私が乗っても良い?』って

出棺前の最終確認で言い出して

母も喪主に相談する事もなく

『じゃ〜譲る』って言葉に

嫁と義弟は驚愕と悲しみの顔です

葬儀会社も『え?良いんですか?』

って流石にビックリしてました

多分、影で二人して

口裏合わせてましたね

何故か葬儀場へは

長女自身の車じゃなく

義母の車だったので

母は霊柩車拒否して

火葬場まで自分の車で

行くつもりでは??

まさか・・・って思いと

奴等ならあり得るって

目で見てましたが案の定です

そこまで嫌いなのか?

妻として最期のお役目じゃないの?

少しでも感謝の気持ちは無いの?

立派な家と母が残りの人生

少しは楽に生活出来るよう

残した財産は何とも思わないの?

嫁は泣き崩れてましたね

余りにも冷淡です

旅立ちの瞬間まで

寄り添う気持ちが無いって

サイコパスの真骨頂ですよ

『もう二度と実家には行かない』

って嫁は泣きっぱなし

父を亡くした悲しみより

父を蔑ろにする姿に

絶望の涙ってあり得ない


沢山の友人、親戚が集まった

立派な葬儀と

弔う気持ちの欠片もない

空っぽの義母と長女

葬儀は形式だけとなりました


弟さんが自宅に戻って

二人が居ないところで

嫁と僕に長女について

『何であんなにケチなの?』

『何であんに図々しいの?』

『何であんなにセコイの?』

卑下する言葉が止まらない

もう怒りが収まらない様子でしたが

中途半端にお二人を助長してしまった

事なかれ主義が招いた惨事でもあります

きっと喉元過ぎたら

義弟も実家と変わらぬ付き合いで

ウチだけが疎遠になるんだろうね

嫁には『墓参りには行けるから』って

励ますしか出来ません


僕的には

想定していたより

少し上を行ったなって

程度ではあります

元々あの人達の人間性の低さに

信用もしてませんし

嫌気が差してましたので

やっぱりなって思いです

営業で色んな人を見てきましたし

昔から相手の考えを

察知するのは得意なので

愕然とする事って

まず無いのですが

今回は酷すぎた


災いはこの先もやって来ます

父が亡くなった後に

長女は実家を乗っ取るハズって

嫁には話してました

『無礼な同居人連れ込むぞ』

『下手したら庭に家建てるぞ』

って嫁に断言してました

嫁は『まさか〜』って

信じてませんでしたが

近々現実となります

父の趣味だった畑を潰して

平屋を建てて

生前、実家に挨拶もなく

葬儀にも顔を出さない

元々不倫だった薄汚い男と

長女が住むそうです

母は勝手に許可しました

狂ってやがる


義母と長女は

義父が亡くなって

表面上は悲しいフリしてますが

内心狂喜乱舞です

やっと自由だ!って喜びが

隠しきれない浅ましさ

そんな人達と

時間を過ごしても

心が荒むだけです

もう正月も帰りません

まぁ『帰って来られると迷惑!

ガス光熱費も掛かるし』って

言い出した時から

伏線張られてましたからね

特にウチが邪魔だったんです

道義に反する事は

断固反対しますからね

そんな実家に帰るかボケ!

まさにこの世の地獄ですな!


嫁は実父と実家を

同時に失うというと言う

辛い状況です

そんな子の想いなんて

全く考えてない義母よ

貴方の葬儀には出ないからな!

早く死んで金よこせって

ほくそ笑む長女に見守られながら

最期を迎える事でしょう

何なら点滴止められるんじゃ??

因果応報だと思います

同情の欠片も湧かないな


父を弔いたい

義弟の思いを踏み躙り

父を亡くした喪失感を

更に傷付けた罪は重いよ

お義父さんが足腰弱ってて

春にも着替え途中で転倒して

テーブルに胸を強打しました

肋骨六本骨折と脱臼して

『一緒の部屋に寝てくれ』って

言葉を無視して

嫁の部屋を奪って

別々で寝てた母

夜中に介助もなくトイレに立って

転倒した父は下駄箱で頭を強打して

大腿骨骨折したのが原因で

亡くなった訳です

防げた事故の筈ですよね?

罪の意識を持てない悲しい生き物です

責めるつもりはありませんでしたが

ハッキリ言います

義父を殺したのは貴方です!

そりゃ入院翌日に意識不明の

重篤な旦那を放っておいて

コンサートも行けるよな

そんな父の最期を

『勝手に転んでこうなった』と

平然と親戚に言い放った長女よ

お前も同罪な!


でも世の中は

こういう冷酷無比な餓鬼畜生が

得して生きていくんだよな


それでも嫁にとっては

唯一の家族なので

最近は距離を置きながらも

付き合ってた訳ですが

コレで心置きなく

縁が切れます

それでも嫁は見捨てないだろう

そこまで冷酷にはなれない人です

それには文句は言わない

僕の愛想笑いと

気遣いは一切無いだけで

淡々と過ごします


コレにて長く続いた

嫁実家との歪な関係も終わり

断捨離完了です


人の醜さで溢れたブログで

ごめんなさい

おう終わります(笑)

これからは

猫とオッサンの

猫バカ日記に戻ります!



『本当か?
    ねちっこいオッサンだろ
    愚痴を無くしたら
    書くこと無いぞ(ΦωΦ)』

オッサンは

コムギさんの耳が治って

それだけでも幸せ噛み締めてるよ