京都旅行なのに出雲?石見神楽?③〜上御霊神社・出雲寺・相国寺 | 病気だけど元気です(・ω・)ノ

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出町ろろろでランチをいただいた後、葵橋西詰バス停から市バス37に乗りますバス
加茂街道を賀茂川沿いに北上。
出雲路橋というバス停で降りました。
 

 
写真右手に見えるのが出雲路橋。
賀茂川の対岸のデルタに下鴨神社があります。
高田崇史氏の「古事記異聞」によれば、奴隷として連れてこられた出雲氏が住んでいたのがこの地域で出雲氏は賀茂氏に見張られていたというようなことが書かれているのですが、真偽はともかく京都に出雲とゆかりの地域があるということに興味があっていつか行きたいと思っていたのが今回の旅行のきっかけでした。
 

 
橋のたもとには「出雲路鞍馬口」の地名標があります。
賀茂川沿いのこの辺りは出雲路神楽町・出雲路俵町など出雲のつく町名が残っています。
ちなみに、下鴨神社にも出雲井於神社(いずもいのへじんじゃ)という神社があるのですが、たぶん前回行っているので今回はパスします。
 
 
出雲族が住んでいた出雲郷と呼ばれる住宅街をトコトコ歩くこと10分弱、上御霊神社に着きました神社
 

 
上出雲寺の跡地に建てられたと言われ、また応仁の乱発端の地でもあります。
 

 
・・・ん?なんか人面魚を思い出すぞ?
 

 
最近あまり狛犬だけの写真を撮ってなかったけどすごく気になる滝汗
 

 
立派な舞殿もあってこんなに広いと思ってなかったあせる
 

 
ご祭神は早良親王以下八柱。
 

 

 
境内社の福寿稲荷神社。
 

 
出雲大社の十九社のような建物があって神様がお祀りされているようでした。
 

 
さらに住宅街を6分ほど進み、着いたのが出雲寺。
ホント、これストリートビューで見て来て良かったあせる
いわゆる「お寺」を想像して来てたら見落とすよ滝汗
 

 

 
山門の上には桃?びっくり
 

 
出雲族の氏寺だったらしいです。
藤原実資の「小右記」にも「今日出雲寺、御霊会」といった記載があります。
 
 
 
「出雲路観音」と書かれた扁額。
それにしても京都でありながら出雲という何とも不思議な地域でしたね。
おそらく一般の観光客・・・来ないだろうなあショック
 
 
さて歩いて10分ほど南下して相国寺へ。
 
 
実は相国寺承天閣美術館で若冲でも見よ~ラブと計画していたのですが、展示替えのため3/7までお休みですと!ゲロー
 
 
その代わりと言っては何ですが、法堂の特別公開が行われていて天井の龍の絵が見られる、というのを当日現地で知ったのですが、あまり心が動かなかったので本当にただ散策するだけに・・・
 
 
 
しかし、京都御苑だけでなく相国寺も境内を自転車で通り抜け出来るんですねびっくり
ビックリした汗
まあ敷地広いし、当たり前かあせる
 
 
相国寺を西に抜けたところに素敵な建物ラブラブ
同志社大学だったんですねにやり
 
 
キャンパスのすぐ北にある京菓子資料館にやってきました。
 
 
俵屋吉富さんが経営する資料館です。
 
 
入館料は700円ですが、お抹茶と茶菓子込なのでむしろお得かもびっくり
この中から選べるということで、「すみれ」をチョイス。
 
2階の展示室は賞を取った作品や、俵屋吉富さんに伝わる菓子作りの道具、お菓子の歴史年表などいろいろ展示してあります。
展示室の撮影はNG。
 
 
展示を見た後、1階の祥雲軒で御茶をいただきます。
 
 
ちゃんと目の前で器を回してくださってましたびっくり
白あんを包んだ「すみれ」も美味しかった~♪
 
 
 
帰りは坪庭に出て、俵屋吉富さんの店内を通るようになっています。
町家の造りなんですかね~?奥に長細い造りでした。
 
 
時刻は14時ちょっと前。
烏丸今出川のバス停から201のバスに乗ります。