12月といえば、津和野町東京事務所さんが毎年行っている鴎外マルクト。
今年も千駄木の森鴎外記念館に行ってきました。
今年も日本三大芋煮つながりで山形と愛媛から販売に来られていました。
私はいつものざら茶だけ購入
今回は津和野野菜とかがなくてちょっと寂しい・・・
森鴎外記念館のお庭のイチョウ。
なんか写真というより絵画みたい
せっかく来たので、歩いて5分ほどのところにある根津神社に立ち寄りました
住宅街の坂を下っていくと、北門に出ます。
正門はこちら。
見ての通り、鳥居をくぐるとすぐに柵に突き当たり、参道は右に曲がっています。
楼門の前に川があって橋を渡るようになっていることも併せて、以前読んだ「古事記異聞」を思い出してしまいます。
ご祭神はスサノオノミコト・オオヤマクイノカミ・ホンダワケノミコト。
1900年余り前に日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられ、太田道灌が社殿を奉建、徳川綱吉がこの地に遷座したと言われる神社だそうです。
森鴎外・夏目漱石をはじめ、文豪たちの様々な作品に登場するようです。
立派な楼門
境内にはイチョウをはじめいろいろな樹木が繁茂していて、とても東京23区の住宅街にあるとは思えない雰囲気
正面に見える舞殿がなんだか歴史を感じるなあ
本殿は唐門の中です。
左は手水舎。
よーく見ていただくと、緑の屋根のすぐ下、朱に金で「卍」が描かれています。
神仏習合だった頃の名残で、現在は神紋として使用されているんだって
今でも「根津権現」と呼ばれることもあるそうです。
この角度だとビルが見えますね。
境内西側には乙女稲荷神社があり、千本鳥居が奉納されています。
この参道も右に曲がってる・・・不思議
おそらく1000本はなさそうですが、アップダウンもなく、雰囲気を味わうにはちょうど良いかも
根津神社、結構撮影に関して厳しくて、鳥居には名前とか願い事が刻まれているので必ず反対側から撮影するかぼかすようにとサイトに書かれています。
千本鳥居のさらに西側にはつつじ苑が広がり、春にはさらにたくさんの人が訪れるそうです。
千本鳥居を抜けていくと駒込稲荷神社に出ます。
根津神社は名前を聞いたことがあるくらいでどのようなところか全く知らなかったのですが、自然豊かですごく癒される場所でした
明治元年、明治天皇が准勅祭神社として幣帛を捧げられ、東京の鎮護と万民の平安を祈願された神社を東京十社というのだそうですが、根津神社はその1つに数えられます。
そして、知らないうちに十社のうち5か所(富岡八幡宮・亀戸天神・神田神社・日枝神社・根津神社)を制覇していました
来年は残り5か所、周ってみようかな~