8月15日に放送された「NHKスペシャル 戦慄の記録インパール」を
見た。
辛い。
自分の息子たち、夫、友人知人がここに送られていたら…と
想像しながら見た。
兵站担当者が反対した作戦にも関らず、牟田口司令官も大本営もやると言い張る。
せめてどちらか一方だけにでも、真っ当な感覚の人間が居てくれたら、
と思う。
戦況が思わしくなくなっても、作戦の中止はなされない。
ウィキペディアによる牟田口の言葉。
7月10日、司令官であった牟田口は、自らが建立させた遥拝所に幹部を集め、泣きながら次のように訓示した。
- 「諸君、佐藤烈兵団長は、軍命に背きコヒマ方面の戦線を放棄した。食う物がないから戦争は出来んと言って勝手に退りよった。これが皇軍か。皇軍は食う物がなくても戦いをしなければならないのだ。兵器がない、やれ弾丸がない、食う物がないなどは戦いを放棄する理由にならぬ。弾丸がなかったら銃剣があるじゃないか。銃剣がなくなれば、腕でいくんじゃ。腕もなくなったら足で蹴れ。足もやられたら口で噛みついて行け。日本男子には大和魂があるということを忘れちゃいかん。日本は神州である。神々が守って下さる…」<font size="2">[</font>
多くの兵士が白骨街道で死に、時には、仲間のまだ温かい人肉を売るなどしたこともあるらしい。
そんな地獄のような作戦がやっと中止になると、その退却途中に更に死体が積みあがる。
牟田口司令官に仕えていた斉藤博國少尉の日記が紹介されていた。
牟田口司令官が作戦参謀に「どのくらいの損害が出るか」と聞き、
「5000人殺せばとれると思います」という返事の会話があったらしい。
「5000人殺しても(インパールを)とれるならいい」
戦争になると、そう考えるようになるんだろう。
そう考えるのが、司令官なんだろう。
5000千人の一人一人の人生のあれこれなど、小さなことなのだろう。
戦争になってしまったら、ある意味そう考えずにいることは難しくなるのだろう。
だとしたら、なんとしても、戦争が始まらないように力を尽くす強い信念を持つ人に
政治を担当してもらいたい。
改憲をもくろみ、戦争が出来るようにしようとする自民党政権には、
なんとしても、「小さなものたち」が力を合わせて、「NO!!」を突きつけたい。