音をトランスフォームさせるトランス(聞き比べ) | BassOnTop尼崎店のブログ

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皆様こんにちは、順調にブログ更新中の岩清水です。

さて、ずいぶん以前に尼崎店のギターアンプを聞き比べしたこともありましたが、
今回は「トランス」と言われる、変圧器?変成器?を村上店長が自作したので効果のほどを聞き比べました!


そうですね…
トランスが何なのかはよくわかっていません…

原理はwiki参照でよろしくお願いします(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%89%E5%9C%A7%E5%99%A8)


村上店長から聞いていた話では、「デジタルっぽさがアナログ風な音質に変わる」という作用があるとのこと。

モノによってはトランスを通った後のインピーダンスを変化させる用途に使われるようですが、
今回作ったモノは1次コイルと2次コイルの抵抗?Ω数が同一なので音質の変化のみを目的としています。


兎にも角にも現物はこれ、はいドン!

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なんだか世界の運命を握るスイッチかのようですね…

はい、でも残念でしたスイッチ部分は機能しておりません
inからoutへ通すだけです。




さてさてこれを通すだけでいかほど音が変わるのでしょうか…

まずはギターアンプ(Fender Twin amp、Roland JC-120)で試してみました。

僕は楽器ができないので、今回の協力者は知る人は知るカイヤンと村上店長です。




ギャイーーーン(唸る轟音)

ピロピロピロ(唸らせるテクニック)









……




………




…ん?


変わっ…た?




ジャカジャーン



んんんんん、

うん、確かによくよく聞き比べてみると少し変わった感じはする。





次はベース、


ボーンボーーン

ドゥルドゥルドゥル




そして最後に製品となっている音源(使用曲:a fact of life/FACT)


シャカシャカシャカ








はい!オッケーです!なんとなくですが違いは感じました!

あらかじめ言っておきますと、
音質は変わります。ですが、これは良し悪しの問題ではなく究極的には好みの問題です。



■ギターで試した際に一番印象的であったのは

高音域の痛々しさが軽減されマイルドになりました。これがアナログっぽさと言われる所以であると思われます。
イメージで言うと、
ギターアンプに直つなぎは飯ごう炊さんで炊いたご飯。ちょっとおこげもあるくらいだけど美味しそうな感じ
トランスを通すとお茶碗に盛ったご飯。まごうことなき白ご飯きれいに見た目もよしな感じ。

だけどどっちが美味しいと思うかはその人次第、おかずとの組み合わせにマッチするかも場合によりけり



■ベースで試した際の印象は

低音域も丸くなったなという印象で、ボーーンゥと鳴るもののゥの部分が抑えられるような。
イメージで言うと、
ベースアンプは直つなぎはブラックコーヒー。カフェインたっぷり。
トランスを通すとそこにミルクを入れてカフェオレになった感じ。マイルドに。

だけどどっちが好きかは人次第。どっちがバンドに合うかも他のメンバーとの兼ね合い次第。



■音源鳴らして試した際は

これもギターの時と同様に高音域の痛々しさが軽減され、音量を上げてもしんどくないという印象。
しかし、スタジオないの出力はコンプやイコライザを噛ませてあることも影響してだと思うのですが、
幾分低音には迫力がなくなったかなと感じました。

だけどこれも流す音源との相性がありますので。



総評
全体的に音のエッジが取れて丸くなる


でした。


おもしろいですね、あの小さなトランスひとつ通すだけで音のニュアンスが変わるとは。
とはいえ、なかなか耳をこらさない感じない程度で、プラシーボ効果もあいまって上述のように聞こえた可能性も否定はできません。

もし興味を持たれましたら村上店長が持ってます、製品としても売ってるものもあります、
是非1度ご自身の耳で確認してみるとおもしろいですよ!


なんとなくな岩清水レビューでした!!!