上記のブログで触れていた件について今回は書こうと思います。
 
東洋と西洋の思想の違いについて調べていたのですが興味深いことがわかりました。
陰と陽についての捉え方が両者では違うらしく。
西洋では光と影、白と黒、陰と陽は別の物、対立する存在で交わることはないとされているそうです。
しかし東洋は反対に陰と陽は表裏一体でどんなものにも陰陽2つの性質を持っている、陰極まれば陽に転じ陽極まれば陰に転ずるという思想があると。
 
東洋思想は解釈が難しいと個人的に思っているのですが、四柱推命を元に考えたらかなりわかりやすいことに気づきました。
 
例えば辰は陽支です。蔵干には「乙癸戊」が入っています。陽支ですが中身は陰干も陽干も含んでいますよね。では陰支はどうでしょう?酉は蔵干に「庚辛」を含んでいます。陰支ですが陽干も陰干も入っています。巳も陰干ですが中身は「戊庚丙」と全て陽干です。
十二支の蔵干を見てみると陰支の中に陽干が含まれてたり、陽支の中に陰支があったりするのです。
 
これってまさしく陰と陽は表裏一体で、全てものに陰陽の両極が含まれている、ということでは?
四柱推命は東洋の代表的な命術で、陰陽がかなり重要ですからね。
 
私は己の身旺ですが、地支に戌もあるので戊パワーも強いです。ちなみに丙も強め。これも陰陽は表裏一体という思想に通ずるものがあるのではないでしょうか?
 
難解な東洋思想も四柱推命の知識があればわかりやすいのではと感じました。私の見解は解釈違いかもしれませんが、どうでしょうか。