愛知県豊田市の運動療法専門トレーニングジム
ボストンスポーツのトレーナー、
ストレッチオタクの内田直希です。


先週、「目的に合ったストレッチをしましょう」とお伝えしました。読んでいただけましたでしょうか😊


ここでは目的に応じてストレッチの種類をどう使い分けるかをお伝えしましたが、

今回は、
「ここの筋肉が固いからストレッチしたい!
でもどういったポーズ、やり方で伸ばせばいいの?」

といった疑問を解決するための
ストレッチ方法の基本的な考え方についてです👍



例えば、
「お尻が固いからストレッチしたい!」
と思って本などで調べると
よく掲載されているお尻ストレッチは、
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これが多いかと思います。


しかし、
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これもお尻のストレッチです。

他にもあります。
一体どれをやればいいのでしょうか😅


筋肉にはそれぞれ
力を入れると起きる動き「作用」があります。

例えば
力こぶの筋肉「上腕二頭筋」には

肘を曲げる(肘の屈曲)という作用と、

腕を前方から挙げる(肩の屈曲)補助の作用などがあります。

(細かくいえば上腕二頭筋もさらに分けられますが)
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この上腕二頭筋をストレッチするには

反対の動きである

肘を伸ばし、

腕を後ろに挙げる動き

をすればストレッチできます。
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「力を入れると動く方向と反対の動きする」


これがストレッチの基本の考え方です☝️



お尻のストレッチの話に戻りますが、
お尻の筋肉で最も大きい筋肉である
「大臀筋(だいでんきん)」は大きく分けて、

上部下部に分けられます。(深部、浅部にも分けられますがここでは上下の話をします。)
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上部、下部ともに脚を後ろへ蹴る動き(股関節伸展)、
股関節を外へ回す(股関節外旋)の作用があります。
この様な動きです。
↓↓↓
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しかし筋肉の位置の違いにより、

上部にはその他に脚を外に開く動き(股関節外転)の作用があり、

下部には逆に脚を内へ閉じる動き(股関節内転)の作用があります。
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ということは、
上部を伸ばしたい場合は膝を抱えるようにしながら内へ閉じればストレッチされます。

よってお尻のストレッチ2枚目の写真の形になります。


逆に下部を伸ばす場合は股関節を開きながら膝を抱えます。
よってお尻のストレッチ1枚目の形ですね。




これを参考に、
股関節が外に開いたO脚の人や、
お尻の上のほうから外側が固いと思う方は2枚目の内に閉じるお尻のストレッチを、

お尻の下の方から脚のにかけて固いと思う方は
1枚目の外に開くお尻のストレッチを試してみてくださいね😊


まずストレッチしたいところがあれば、

「力を入れると動く方向と反対の動きする」

ことでストレッチできますよ‼️



その基本を知った上で、
インターネットなどで伸ばしたい部位の解剖図やストレッチ方法を調べれば自分に合ったストレッチ方法が見つけやすいと思いますよ👍



今回の内容は専門的で、少し分かりにくいところもあるかと思いますので、疑問、質問、意見などあれば内田までドシドシご連絡ください。
↓↓↓
メール uchida@boston-toyota.co.jp


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最後まで読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。