10年前に訪れた北京のことを思い出そうと、記憶を辿っています。


スナップショットとしての風景は浮かぶのですが、そこから何を感じたのかが


思い出せません。


上海から1昼夜列車に揺られ北京に着き、薄暗い大学の寮に1週間ほどいました。


一緒に行った友人が北京ダックを食べた後に、北京風邪にやられ寝込んだため


一人で街を歩いていたように思います。


一通り、天安門広場、紫禁城、万里の長城などを見て回りましたが


皮膚から感じるものはあまりありませんでした。


 それぞれのスケールには圧倒されたのですが、そこから発する意思というもを


理解できず、それは私が既に北京に対しマグマのような都市上海に対峙する形での


抑圧された都市を想像していたからか、真冬の顔を上げて歩けないような


黄砂に嫌気がさしたのか、高熱でうなされている友人のことが気になっていたためか


よく分かりません。それを確かめにもう一度行ってみたいとも思います。