さすがは訪中70回の実務家ポールソン財務長官の面目躍如といった感じで
うまく中国の譲歩を引き出しています。
中国政府のブラックストーンへの出資や外資系金融機関の投資枠拡大など
人民元の安定容認と引き換えに、取れるところから確実に取っていっています。
単純に非難を繰り返した前財務長官とは交渉術の違いを感じます。
しかし、そんな中、前FRB議長のグリーンスパン氏が
「中国株はある時期に大幅な調整をする」と発言したそうです。
いまだにまだ影響力を持ちたいというのは、人間の権力欲への固執ぶりが
垣間見えます。
先日もイングランド銀行総裁がグリーンスパン氏の発言を痛烈に批判していましたが、
これだけ発言が多いと現FRB議長のバーナンキ氏はやりにくいでしょう。
D・マッカーサーの名言「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」を思い出します。