山椒の実 下ごしらえ | 逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

逢えるじゃないか また明日 PartⅡ

ボスザウルスの隠れ家から「逢えるじゃないか また明日 PartⅡ」に変更しました。yahoo!ブログの閉鎖に伴い、アメブロに移動し、合体させました。引き続き宜しくお願いします。

ただ今編集中に付きしばらくは不完全ですので宜しく。

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我が家の庭の山椒の木に実が成った。
長いこと我が家には山椒があるのだが、実が成ったのを見たのは初めてだ。とは言うものの、子供の頃から考えれば50年以上の山椒は我が家に生えていたから、実が成るのを見てはいても、嬉しいとか凄いとか、何だこれは・などと思った事が無かっただけなのだろう。
 
山椒の木が我が家に何故あるか、植物に弱い私が知っているかと言いうと、一つには夏になるとアゲハチョウやクロアゲハの幼虫が、必死に山椒の若芽を食べ、さなぎを作って、飛び立つ姿を毎年見ていたからだ。トゲトゲの枝も存在感がある。
もう一つは、父が吸い物を食べる時などわざわざ外に出て、山椒の若芽の葉っぱを取ってきて、手のひらの上で、パン!と叩いて入れていた。パン!と叩いたあとは、あの独特の香りが漂ったものだ。
 
山椒の実は、いろいろ食べ方があるようで、これだけたくさん実が生っているから、何か作ろうと、昨日は天気も良かったので収穫した。
実の大きさは丁度BB弾のような大きさで・・・と言っても、逆にBB弾自体知らないかもしれないね。(笑)直径で6~8ミリと言ったところだろうか。
摘むのも結構大変で、この時期は蚊も出てきているから、蚊取り線香を炊いての収穫になった。刺が刺さる。それをかいくぐって取るのだが、結構大変。
 
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実だけにするのには、正味これだけで40分位かかった。
かなり葉の方が多くて、どんどん少なるなるのが悲しい。(笑)結構指が痛くなる。
葉を上手く取らないと、小さな紐のような実を吊るす枝が残る。これがまた取るのが大変で、一度歯で咥えてちぎったのだが、これが大変なことになる。
山椒の葉を噛じったと同じだから、辛いこと辛いこと。なんとも強烈な辛さと香り。
唐辛子等の辛さとは違うから、どうして良いやら。水を飲んだが収まらなかった。
もうここまでくると、部屋中が山椒の匂いが充満してくる。
 
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実だけになった山椒を、洗ってから沸騰したお湯の中に5分間入れ、その後冷水に浸ける。水に浸けている時間は、1時間から半日だそうで、途中で水を変えながら浸けておく。浸けた時間が長いほど辛さが軽減してくるという。
出掛ける時間になってしまい、1時間で浸すのをやめた。
 
ザルから上げて、実を並べて水分を取る。
昨日は下ごしらえまでと決めていたから、水分を取ったあとは、ラップに包んで、空気を抜いて冷凍庫へ。
 
明日にでも、山椒の佃煮を作ろうと思っている。日本酒を使うのだが、家にあるのは高級酒なので料理酒を買ってきた。醤油と酒とみりんがあれば出来るそうだ。
 
全てここまで、私一人での作業。
カミサンがいない間を狙っての調理ということだ。
上手く出来なかったら、誰にも食べさせずに捨ててしまおう。
そして何も無かった事に・・・(笑)