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日生劇場に向かった先週の土曜日。
五月の日差しは柔らかく輝き、清々し気分にさせてくれる。日生劇場の向かい側には帝国ホテルがあり、日比谷公園がある。都会といっても、ここはどこか落ち着きを感じさせる場所で、歩いていても気持ちが良い。
日生劇場の前には、舟木一夫コンサートを見ようと詰めかけたおばさまたちが多いが、東京宝塚劇場前には、若い女性たちがたくさん集まっている。その数を比べると宝塚の方が上。少し悔しい気分になる。
よくよく見たら、東京宝塚劇場に集まったお客様ではなく、シアタークリエという劇場でのお芝居を見るために集まっていたようだ。どうりで若い女性ばかりだった訳だ。一体どんなお芝居をしていたんだろう。よく見ればよかった。
こうして早くからたくさんの人が並ぶようなお芝居は、きっと面白いのだろうな。
有楽町界隈。
何か絵になる場所が多いし、それなりの時代を感じさせてくれる。コンサート前のわずかな時間でのミニ散歩だが、なかなか見たことのないような光景ばかりだ。
今度は写真を撮るのを目的に、歩いてみようと思った。