4年前の日本海側の旅にて撮影 秋田
お昼時のゆったりとした時間 懐かしさが甦る
毎日決まって聞いていた訳ではないが農林水産特派員の呼び名もなぜか懐かしい
クリックしないと鳴りません
『ひるのいこい』という番組名を知っているのは
番組の冒頭にこの曲が流れ「ひるのいこいの時間です。」のセリフで始まるからである
1950年に前身の「農家のいこい」から引き継いで1952年にスタートしたから 60年経つという事
子供の頃から聞いていた記憶は 間違いないわけだ
お昼12時のニュースの後 この曲が流れ出すと 時間が止まったようになる
まさに異次元に来たような 不思議な感覚を受けたのは 私一人だけではないはずだ
この番組の事を書こうと思ったきっかけは
最初 舟木一夫『遠くに行きたい』福島県小野町の映像を流そうと考えていて
昨年亡くなった作詞家の丘灯至夫さんの事を調べていたら
同じ同郷の古関裕而さんの事が載っていた
そして古関裕而さんが この「ひるのいこい」のテーマ曲を作られたことを知った
すると今度は 懐かしくて その曲を聴いてみたくなって探したら 見つかったと言う次第
今では「農林水産特派員」の呼び名はなく「ふるさと特派員」と呼ぶのだそうだ
幼稚園の頃
お昼の時間になると「アマリリス」の曲が流れた 今から50数年も前の話で
「アマリリス」の曲を聴くと お昼時間を思い 甘食を思い浮かべる
父に連れられて幼稚園へ通う毎日 角の「田山」と言うパン屋で甘食を買う
あの三角錐のオッパイみたいなパンで 周りの裾野の堅い所から食べるのが好きだった
中学の頃
期末試験などで早く家に帰ってラジオをつけると 「ひるのいこい」のテーマ曲が流れている
古臭い曲とは思いながらも 昼前に家に帰れた喜びを感じたりした
車に乗って仕事に出かけていた頃は 何故かこの放送を聴きながら弁当を食べた
話題は聞き逃しているのだが 何故かゆったりした気分になり 眠くなる
この曲は いつの間にか お昼を意識する曲になっていた