こんにちは、ながいクリーニングの鈴木俊二です。

「服と人」を交互にお届けしている本連載。 

前回は、ピシッとした服がもたらす「自信(人へのメリット)」についてお話ししました。

今回は、再び「服(モノ)」のお話。 テーマは、「生地が長持ちする洗い方」です。

「洗う」ことが、服の寿命を縮めている?

「お気に入りのTシャツ、首元がヨレてきた…」

 「大事なパンツ、表面が白っぽく毛羽立ってきた…」

服がダメになる原因。

 それは「着ている間のダメージ」よりも、

実は「洗濯中のダメージ」の方が大きいことをご存知でしょうか?

家庭での洗濯には、服にとって2つの大きな敵が潜んでいます。 

それが「摩擦(まもう)」「汚れ残り」です。

敵その①:狭い中での「摩擦」

家庭用の洗濯機は、限られた水量で、服同士をこすり合わせるようにして汚れを落とします。 

これは、満員電車の中で揉みくちゃにされているようなもの。

この時の「摩擦」が、繊維を傷つけ、毛玉やヨレ、色褪せの原因になります。 

「汚れを落とすつもりが、生地を削っていた」なんてことになりかねません。

【プロの解決策:たっぷりの溶剤で「泳がせる」】

私たちプロの洗濯機(ドライ機など)は、家庭用とはスケールが違います。

 ドラムの大きさも、使う溶剤(水)の量も桁違いです。

たっぷりの液の中で、服をゆったりと「泳がせる」ように洗います。 

そしてスレ防止に適した洗剤を使い、液自体がクッションの役割を果たすため、

服同士の摩擦が極限まで抑えられます。

 だから、繊維が痩せず、買った時の風合いが長続きするのです。

 

敵その②:見えない「汚れ残り」

もう一つの敵は、目に見えない汚れです。

 特にやっかいなのが、繊維の奥に入り込んだ「皮脂(油分)」です。

水洗いだけでは落ちきらなかった皮脂汚れは、

時間が経つと酸化し、「黄ばみ」「変色」を引き起こします。 

さらに怖いことに、酸化した汚れは繊維自体を脆(もろ)く劣化させてしまいます。

【プロの解決策:汚れを「溶かし出す」】

ここで活躍するのが、プロのドライクリーニングです。 

油汚れを溶かす専用の溶剤を使うことで、

繊維の奥の皮脂汚れを根こそぎ分解します。

メイクをオイルクレンジングで落とすように、

生地に負担をかけず、汚れだけをスッと抜く。 

これにより、酸化による劣化を防ぎ、生地の強さを保つことができるのです。

「メンテナンス」で、服は資産になる

「安い服を使い捨てる」のも一つの考え方ですが、 

「良い服を、メンテナンスしながら長く着る」心地よさは格別です。

  • 1年でダメになる服を毎年買うか

  • 3年、5年と愛着を持って着続けるか

プロのケアを取り入れることは、長い目で見れば経済的であり、

なによりエコ(サステナブル)なのです。

日常着こそ、プロのケアを

「高価なブランド服だけクリーニングに出す」 そう思っていませんか?

実は、毎日着るシャツやブラウス、お気に入りの普段着こそ、

摩擦や汚れのダメージを受けやすいもの。

 だからこそ、日常的にプロの「やさしい洗い」を取り入れてほしいのです。

そんな想いから生まれたのが、私たちの新しい定額制サービス「暮らしCareシリーズ」です。 

「大切な服を、長くきれいに着たい」 

そんなあなたの願いを、私たちが全力でサポートします。

👇服の寿命をのばし、生活に余白をつくる新しい習慣はこちら 洗濯」をしないという、選択。 - Texile Care-nagaicleaning

次回は、再び「人が整う」お話。気分が上がる「キレイな服は、いい一日をつくる」 についてお届けする予定です。

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