今年2012年は池坊歴史に刻まれて550年の年
日本各地で大きなイベントが開催さていますが
華道家元池坊北海道連合会主催
第45回池坊北海道連合花展が
小さな・・・ ちいさな・・・ チイサナ
田舎の・・・・・いなかの・・・ド・イナカ
古い・・・ふる~~ぃ 昔の設備の市民会館で
行われました(ノ_<。)
諸先輩方が築きあげた地元での歴史
炭鉱時代は活気に満ち溢れていた田舎町
当時の写真や資料を拝見していましたら
支部を創り伝統を伝え守り現在に至る道を作って下さった
先生方のご苦労は計り知れないと身にしみました。
550年の記念の年に連合展が地元で開催され
支部委員の一人としてお手伝いさせて頂ける喜びと
大役を頂き、身の引き締まる思いで居りました。
若輩者の私が、家元席の役員としてお手伝いさせて頂き
きっと田舎だからこそでしょう、お家元の真横で
横に担当の地元の先生がいらっしゃるにも関わらず
生け込みのお手伝いをさせて頂き直々に花材の事
扱い等色々なお話を伺いながら
沢山の貴重なお勉強をさせて頂く事ができました。
これから先、私の人生の中で一生
携わる事の出来ない貴重な何物にも変えがたい
体験をさせていただきました。
お家元から直接御伝授頂いた事はこれからの
私の人生の中でとても大きなおおきな力を
頂いたとおもっております。
またお稽古の中で精進していきたいと
新たに思ったときでもありました。
雲の上のお家元から直々に教えを頂けたのですもの
今まで以上にお稽古精進しなくては!!
お家元、美佳様に多くのお言葉を頂き
浮き足立っていたと思います。
生け込みの間はお言葉を聞き逃さないように
お花の扱いを間違えないようにと集中していたので
まったく判らなかったのですが・・・
今日知人より写真を一枚頂き、見た瞬間
固まってしまいました!
私は宗匠と、京都からの先生の指示を
見逃さないように、聞き逃さないようにと集中していまして
周りをきにしているユトリはまったくなかったのですが
写真を見て驚きました・・・
道内の沢山の先生方が半円を描くようにお集まりの中
宗匠がいらして、前方には京都からいらした先生
横に私が・・・本当に気を失う所でした。
諸先輩方の広い大きな心で寛容に
また見守ってくださっていたからこそ
大役に集中出来たと思っております。
花展での大役と二年続けての貴重な体験
これから華道に出会った頃の初心をもう一度思い出し
当時の気持ちに戻り、一からお勉強をやり直し
精進していきたいと再度気が締まったときでもありました。
お膝元の京都での花展での作品を拝見させて頂くと
毎回痛感しております。
ただ今は・・・大会が終了して数日が経過いたしましたが
お迎えするまで、また大会終了までの緊張が
今になって緩んできまして腑抜けになっております^^;
家事と仕事がタンマリですがあと数日
見ない 見えない 台風が過ぎるまで 甘いでしょうネ