何を休めるのか?二つの観点 | 休んでる?

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うつ病患者の私が、「休む」とは何かを考えていきます

 皆さん、こんにちは。休めてますか?

このブログではうつ病歴3年の私が「休む」ということをテーマに記事を書いていきます。

 

 前回、「休む」ということは、エネルギーの消費を抑えて過ごし、回復を促すことと言えるのではないかと述べました。ただ、エネルギーの消費といっても大切な二つの観点があると思います。それは、

 

心(頭・脳)のエネルギー」と、「身体のエネルギー」です。

 

・心のエネルギー

 落ち着き、意欲、楽しみなどと関係

・身体のエネルギー

 筋力、心肺機能、だるさなどと関係

 

この二つのエネルギーは相互に関係しているようです(体感)。例えば、心のエネルギーが充足されていると、身体のエネルギー不足を感じづらくなったり、逆に心のエネルギーが不足していると、現実以上に身体のエネルギー不足を感じるようになります。うつ病の患者はどちらも大幅に低下することは、経験した方ならご存知かと思います。ただし、うつ病の回復ステージによって両者にはその度合いに違いが出てくるように思います。

 

 心のエネルギー ⇒ 回復が遅く、難しい

 身体のエネルギー ⇒ 比較的早期から回復し始める

 

 ここでうつ病の回復過程を見ていきましょう。

 

 

実際にはもっと紆余曲折ありながら回復していくこともあるかと思いますが、おおよそこんな感じになると思います。「休む」という観点からすると、急性期はあまり問題ではないと言えると思います。とても辛い時期ではありますが、心身ともに疲弊しているので寝ているくらいしかできないからですね。一番やっかいなのは回復期だと思われます。ある程度身体が動くようになっていくため、何かをする(消費)のか、休む(消費抑制・回復)のかを自ら選択して過ごさなければいけません。

 

次回は回復期について詳しく考えていきましょう。

 

今日の一曲

アーティスト:Lee Konitz

アルバム:In Harvard Square

曲名:My Old Flame

 

このブログに関するお断り:

 現在、うつ病治療中のため更新は不定期となります。また病状により誤字脱字が多くなることがあり、ご覧の皆様にはご不便をおかけしますが、ご了承くださいませ。