皆さん、こんにちは。休めてますか?
このブログではうつ病歴3年の私が「休む」ということをテーマに記事を書いていきます。
今回はうつ病患者の運動についてお話ししたいと思います。まず、その前にうつ病には「休息が何よりも大切」が大原則であることは念を押しておきたいと思います。
なぜ運動が必要か
これは単純明快で、何もしないでいると体力が落ちていってしまうからです。もちろんうつ病の症状による体力低下もありますが、休息中心の生活でなまった体を動かしてあげる必要性はあります。
いつから始めるのがいいか
基本的には回復期の中期あたりから少しずつということになると思います。うつ病の症状による体の重さが解消し、「何かやってみようかな」と感じられたあたりです。
何から始めるのがいいか
家の付近の軽い散歩から始めましょう。はじめは5分程度だってかまいません。病み上がり(というか病み中)なのですから無理はしないことです。筋トレなどをする必要はありません。有酸素運動を行いましょう。
散歩は朝じゃなくてもいい
朝散歩が推奨されることが多いですが、朝じゃなくてもいいと思います。だって朝つらくないですか?できる方はよいのですが、無理なら調子のよい時間に行いましょう。朝が推奨されているのは、日光を浴びて生活リズムが整うことと、セロトニンの分泌が活性化されるためです。体力づくりには朝でも、昼でも、夕方でも問題ありません。
家事も立派な運動
家事も体を使いますから立派な運動になります。活動量計やスマートウォッチなどを利用して、どの程度動けているか把握してみましょう。
運動はやった後が大切
やってみてどうでしたか?やる前と何か変化は感じませんでしたか?やる前はおっくうさがあったけど、やってみたら気持ちが良かったなど、日記のように記録をつけておきましょう。次へのモチベーションにつながります。疲労感が強い場合は、強度や時間を調整しましょう。もしくは休息が足りていないかもしれません。
下半身の衰えは行動力の低下につながる
下半身が衰えると、そもそも立っていることがだるくなり、いろいろなことに消極的になります。とにかく鍛えるなら下半身です。歩きましょう。
やりすぎ、エスカレートに注意
自分に適切な運動量と強度を意識しましょう。療養中なのですからあせる必要はありません。
継続できなくても自分を責めないで
今日できなくても、自分を責める必要はありません。体調は毎日一定ではないのです。もっと長い視点で考えましょう。調子が悪ければ休む選択肢を持ちましょう。
結局、うつ病は運動で治るのか
そういったことが書いてある文献もあります。私も読んだことがありますが、うつ病患者がこなせるメニューとしてはキツすぎる内容でした。興味のある方は読んでみでもいいかもしれません。
今日の一曲
アーティスト:John Coltrane
アルバム:Ballads(Deluxe Edition)
曲名:Nancy
このブログに関するお断り:
現在、うつ病治療中のため更新は不定期となります。また病状により誤字脱字が多くなることがあり、ご覧の皆様にはご不便をおかけしますが、ご了承くださいませ。