人事部は振り返ることの重要性を説き、1on1ミーティングなどで自分の行為を振り返れと言ってきます。

でもあまり気が進みません。

上司の自慢話などを聞かされたりしたら、尚更面倒だなと思います。

 

人間は何かを行っている時は前を向いて歩んでいます。

前進しています。

後ろを振り返るのは、異常を感じた時、いやな予感を覚えた時など何かを確認したくなった時でしょう。

 

我々は通常なかなか後ろを振り返りません。

振り返ることを常態化していないのです。

なぜならば前進に必要ない動きだからです。

つまり、振り返るという行為は不自然で、場合によってはきつい行為なのです

それをやれというのだから、人事部はずいぶん無理を言っているわけです。

 

しかし考えてみると、車を運転している時、バックミラーやサイドミラーで後ろを見ない人はいないでしょう。

それを面倒と思う人はいないはずです。

安全のため、つまり目的があれば、必要があれば人間はするのです。

何かを得られるのであれば面倒と思わずやるのです。

 

若葉マークの時はうまくできず、ヒヤっとした経験を多くの方がしているのではないでしょうか。

必要性は認識していても、最初の頃はなんでもそうですがうまくできないものです。

でもやっているうちに、自然にできるようになり、だんだんうまくなっていきます。

 

仕事での振り返りも同じです。

どれだけ必要性を認識できるか、そこにかかっていると言えるでしょう。

振り返りで得られたことに価値があれば、振り返りは苦にならなくなってきます。

振り返りは価値あるものを探す、宝探しのようなもの、そんな感じでやってみるのもいいかもしれません。