私とメストリが共同制作中の音楽ですが、私のホームページにトラックダウンの済んだ3曲のサンプルをアップしましたので、お時間があれば聞いてみてください。
全部短いので何だか意味がわからないかもしれませんので解説しますと:
Alem Do Mais / Gui Tavares & Yukiko
(Lyric : Lysias Enio / Music : Gui Tavares)
これは私が最初にメストリに頂いた曲です。
歌詞はジョアン・ドナートの弟・Lysias Enio氏によるもので、シェークスピアの「真夏の夜の夢」がテーマ。ブラジル人ドラマーによるパンデイロがこの曲のリズムの基本で、後半、急にBossa Novaのドラムが入ったりして、リズムと転調の面白い曲なのですが、そこまではサンプルでお聞かせできないのが残念!
Desejo / Gui Tavares & Yukiko
(Lyric : Alexandre Lima, Yukiko / Music : Gui Tavares)
この曲はつい最近まで「Tokyo」という仮タイトルがついていました。「Desejo」は英語の「Desire」で、ブラジルと日本で遠距離恋愛を続ける恋人のイメージで仕上げました。そのため、私はわざわざ日本語で歌っています。電話での会話も効果音として入っているのですが、メストリがポルトガル語で話しているのに、私は日本語で言葉を返しています。これもサンプルではお聞かせできませんが、2人の間に共通の言葉がないのに意味が通じているところが結構おもしろいと思います。
歌は3ヶ国語(ポルトガル語、日本語、英語)で歌っています。
リズムはドラムンベース。これは私とメストリ、2人ともこよなく愛するリズムパターンです。
美しいピアノ、そしてベースアレンジは、インコグニート のマット・クーパーによるものです。
Filha da chuva / Gui Tavares & Yukiko
(Lyric & Music : Gui Tavares)
インディアンの娘がテーマの曲。
グルーブ感あふれるフルートの演奏は私とメストリのアミーゴでパーカッショニストのルディさん!
メストリと私の2人で最初にアイディアを出して作った曲です。「この曲は僕をクレイジーにさせるんだ」というメストリの言葉通り、アレンジ作業をしていくうちに、この曲だけやたらとアイディアの宝庫となり、ものすごい変貌をとげたのでした・・・。
こちらもローズピアノ、およびベースアレンジを、インコグニートのマット・クーパー氏が手がけました。
サンプルは私のホームページにあります。
アドレスはhttp;//www.yukiko.co.ukです。
私はトム・ジョビンのBossa Novaが大好きなわけですけれども、誰もが知るように、ブラジルの若い人はBossa Novaを聞きません。私がラッキーだったのは、年齢的にメストリがBossa Novaを聞いて育った世代であると言うことでしょうか。なので、私がどんなにトム・ジョビンを愛しているか良く理解してくれていると思います。
もし彼が私と同じ世代のブラジル人だったとしたら「僕はBossa Novaなんてつまらない曲はやらないよ」と言っていたかもしれません。
それから、彼はものすごく「声質」にこだわりがある人だと思います。Bossa Novaを歌える人は彼の中で限られていて、ひどい声の人がBossa Novaを歌っているのは許せないらしい。そんな中で私がBossa Novaを歌うことは許されているのですが、メストリが「ユキコの声にはパワーもボリュームもいらない。ビブラートも使っていいし、何のエフェクトもいらない」と言ったことで私は自分の声に自信を持ちました。
以前は私は自分の声質がコンプレックスでした。黒人シンガーのようにパワフルさがないし、変わった声質なので、エフェクトとかいう面ではエンジニア泣かせだったと思う。Bossa Novaでは禁じられている(と思われる)ビブラートも普通に使っていいなんていわれたのは初めてです。
そうなんです、つまり、そのままの私で歌えばいいんだということなんです。
そんなことを言われたのも実は初めてで、日本で音楽をやっていた頃は「○○みたいに歌って」とか「こういう風には出来ないの?」とかいう要求を鵜呑みにして、出来ない自分を責めていたように思う。あの頃は心から音楽が楽しいとは思っていなかった。「音楽」が「音が苦」と思っていた時期もありました。
でもメストリと一緒に音楽をやるようになってからは、そのままの私で歌えばいいんだという単純なことにやっと気がついたというわけです。
そういう意味で、私はなんとなく自分のスタイルが確立できたような気がしています。
というわけで、長文、失礼いたしました。サンプル聞いてみてくださいね。
今、私はこうしてパソコンに向かっているわけですが、何かに足を乗せています。
さて、それは何でしょう?
正解は、ギターのハードケース。
そうです、メストリことGui Tavares の大事な大事な大事な(×100)ギターの入ったフライト用のギターケースの上にわたくしは足を乗せてパソコンをしているのですよ。
まあ、なんと贅沢な!(笑)
私の家はヒースロー空港から近いのですが、メストリの家は遠い。しかも空港までTubeで行くというので、じゃあ、私が持って帰って当日空港に運んであげるよ、という話になったので、家に持って帰ってきたのです。
メストリの家から持ち出すときに
「うふふ、これを売り飛ばしたらいくらになるかしら(笑)こっそり売っちゃおう!」
と言ったら
「今日、メンテに出して一番いいコンディションだから、結構高いんじゃない」
とメストリ・・・・本当に売っちゃったらどうするんでしょう。
それはさておき、私たちもジョアン・ジルベルトのコンサート に行くことにしました。
最終日です。
ジョアン爺のコンサートって静かにしてなくちゃいけないんですよね?ドキドキ。
何しろ、声のやたらでかい某ブラジル人ミュージシャンと一緒なので(汗)周りの人にご迷惑をおかけしてはいけないと思って、今日もきつーーーく言っておきました。
「えー、じゃあ、急に咳したくなったらどうするの?!」
というので
「廊下で咳してきて」
と私。
「急にチョコレートを食べたくなっても包装紙も剥けないじゃん。」
「いや、普通、急には食べたくならないでしょ」
「そーっとむいた包装紙を丸めて・・・」
「ジョアン爺に投げちゃダメだよ」
「・・・(笑)」
・・・ああ、恐ろしい。メストリ(というかブラジル人)が日本人同様に静かにしていられるとは思えないので、静寂が定評となっているジョアン・ジルベルトのコンサートの雰囲気を壊さないように、気をつけます・・・・。
今日なんて、ロンドンの目抜き通り「オックスフォードストリート」を私が急いで渡ろうとしたとき、メストリがいきなりポリスのホイッスルの真似を口笛でして、私は本物のポリスが来たのかとおもってびっくりしてしまいました。
その後も何度もやるもので、しまいには私も
「そんなこと日本でやったら牢屋に入れられちゃうんだからねっ!(怒)」
と、本当かどうか知らないけど、そんなことを言っておきました。たぶん彼には何の効果も無いと思うんだけど。
・・・というわけで、ジョアン・ジルベルトのコンサートで、やたら声のでっかいメストリと私を見かけたら声をかけてくださいね♪
もうすぐ東京公演の、私のメストリ・Gui Tavares氏。
彼のCD「Amigos & Friends」
は全国のHMV、タワーレコードなどで発売中なのですが、その中に「Strange」という曲があります。
たしか、ジャキス・モレレンバウムの弟がアレンジをした曲だと記憶しています。(もし違ってたらごめん)
私はメストリのバンドでバッキングボーカルをつとめるのですが、今日、メストリがギターを弾いて私はバッキングボーカルの練習をしてみました。
ギター1本の「Strange」を聞いたとき、めまいがしました。
なんて美しい曲なんだろうって、本当に思いました。
っていうか、バンドとかいらないじゃん?って真剣に思いました。
ギターだけでいいのに。
というわけで、メストリの東京公演、ぜひいらしてくださいね。
11月16日(木)19時より
Gui Tavares
場所:Blue Jay Way(東京・原宿)
http://www.bj-way.com/
オリジナル曲である「Alem Do Mais」(作詞:Lysias Enio 作曲:Gui Tavares)が私のホームページ で一部だけですが、サンプルとしてお聞きいただけます。ほんとに短いサンプル音源だけど、聞いてくれたらうれしいです♪
ぜんぜん関係ないけど、ブログのアクセス数が最近すごい。
もうすぐ来日公演だからなのでしょうか。
プラッサ・オンゼさんとか、いろいろな公演箇所のページからリンクしてあるせいなのでしょうか。
とにかくアクセスしてくださって、ありがとうございます♪
もっと公演内容のこととか書けばいいんだろうけど、できるだけセットリストとかは直前まで内緒にしたいので、くだらない話題ばかりでごめんなさい。
もっとメストリ のことを書けばいいのかな?