メンタルを平衡に保つには | リーマントレーダーの株式投資千夜一夜

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サラリーマンの勤務中サボリトレードで夢はアーリーリタイヤメント!のはずが現在は起業し事業活動中、めんどうくさいのでタイトルは変えていません。FXやCFD、不動産投資についても書いていきます。

毎度毎度書いていることですが、スイングトレードの投資パフォーマンスを左右する要因としては、技術的なものが3割、メンタル的なものが7割ぐらいを占めているのではと考えています。


「個人投資家は勝つための手段を知っているにもかかわらず、時としてその逆の行動をとりたがる」という言葉はまさしく感情に流された結果の産物ですが、そもそも人間である以上、自分では認識していなくても感情が無意識に沸き起こる特性があり、これを抑制しろといっても無理があるのかもしれません。


従って、「感情をコントロールせよ」というより、「感情をコントロールするためにはどうしたらいいか考えよ」というのが正しいと思います。無意識領域はコントロール不能だからです。


特にスイングトレードは相場の波乗りが命ですが、雰囲気に流されていると逆に波に飲まれてしまうケースが多いようです。相場の波に乗るのと流されるのでは訳が違います(結果も違うと思います)。


メンタル面のトレーニングや抑制方法として、個人的には下記のような取り組みが考えられるかな、と思います。


1.売買経験をひたすら積む。
・売買にアドレナリンが入らないようにする(完全に慣れてしまう)。
・ただし失敗にはなれないようにする(!)


2.他人の意見や考え、相場観は原則として無視する。
・常に自分の相場観で動くようにする。
・新聞記事、アナリスト、ブログ記事は、へーこう考える人もいるのか・・・程度に眺めておく。情報収集は構わないと思いますが、売買判断には組み入れずあくまで参考情報という位置づけを崩さない。


3.常に逆張り発想を心掛ける。
・例えば全面高の日は、さあ売ってやるかぐらいの気持ちで行く。そうでないと流されかねない。
・市場コンセンサスがはっきり構築されているときは、裏切りにあうととんでもないことになることを歴史が証明していることを思い出す。
・市場トーンがオールポジティブにあるときはニュートラル~ネガティブな思考を心掛ける。逆にオールネガティブにあるときはポジティブ~ニュートラル。
・ただし、スイングトレードで逆張り一辺倒では苦しいので、あくまで思考スタンスの話で。


4.エントリーのときは失敗事例を思い出しながら入る。
・だいたいエントリーのときに負けたくて入る人はおらず、勝利を夢見ている状態。アドレナリンが出ていると、逆目で逃げられなくなってしまう。


5.大きすぎるポジションをとらない。
・ポジションを大きくするときは含み益が出ている状態に限定。


6.損が連日で出だしたらPFをスクエアにして眺める程度にしておく。
・含み損が増えると、取り戻したい気持ちやあせりなど、メンタル的に悪い方に流れやすい。


7.売買に定量的・機械的なルールを設ける。

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