こんにちは。元谷です。

やっと仕事の山が過ぎました。

人事関連雑誌に載っていたジャーナリストの溝上憲文氏の連載がとても面白かった。

管理職適齢期を迎えてもポスト不足から管理職になれない社員が増加していることは、これまでも書いていますが、3年前なら課長になれた人が登用されないミドル層を溝上氏は、「昇進氷河期」と名付けている。

背景は、事業縮小などによるポスト減少や業績悪化による「昇格原資」の削減とのこと。

ある大手ゼネコンの人事部長は、「売上を出している部門は、昇格しやすいが、斜陽の部門は難しい。全体の管理職の登用の割合は従来の3割と低く、管理職になれない適齢期の30代後半から40代前半の社員が大量に存在する」とコメントしている。

ゼネコンは、公共事業の縮小に伴って土木関係を中心に業績がふるわないので、ちょっと低めの数字になっていると思うが、いずれにしてもバブル世代を中心にした「昇進」は「氷河期」を迎えている。