ひさしぶりに14-1のお話 | 行け! 武蔵小山撞球隊

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長年性懲りもなくビリヤードをつづけてきたおじさんが、
なんだかんだといい加減なことを綴ります。

 

9月になってジム通いを始めました。

来年のアーティスティックに出る準備で割に熱心に通っていますが、どうやら食べ物の問題もあるみたいなのです。

毎日卵ばかり食べるのはイヤなので、詳しい方がおられましたらいい食べ物を教えてください。

 

 

つい先日、江戸から藤田君がやってきました。

彼は私の弟子で、10年ちょっと前に江戸に14-1をやる人があまりにも少ないので、

「このままでは老後の遊び相手がいないぞ。」

そう考えて、当ブログで「14-1のスコアの付け方を教えます」という記事を書いて練習会をやったのですが、それ以来の付き合いになります。

 

というわけで、50点ゲームを一回やったのでその動画を載せてみます。

 

 

14-1の記事は久しぶりなので、本日はちょっとだけ14-1のおもしろさを書いてみます。

 

 

これは毎回登場する場面で、15番を入れると同時に巨大なかたまりを手球で壊して最終的には全部入れるわけです。

本日はこのかたまりを壊すお話を少し。

 

 

こちらはある程度進んだ局面です。

気になるのはフット付近のかたまりで、これを壊すにはどうすればいいか。

いろいろあると思いますが、その一例をご紹介します。

 

 

まずは5番を入れて、手球を少し前にやる。

 

 

次に4番サイド。

 

 

10番を入れて、手球を少し押す。

 

 

3番を入れる時に壊す。

 

つまり、最初に3番で壊すと決めて、手球をこの場所に持ってくるために5、4、10を入れたわけで、この辺りの作戦が14-1のおもしろさの一つになります。

 

ただ、ですね。

14-1愛好家はこの作戦を見て、

「なるほど!」

と頷いたりしますが、14-1をやらない人からすると簡単な球をポチポチ入れているだけなので、見ていておもしろくないし眠くなります。

しかも、上手な人の球ほど眠くなる。

これが14-1の悲しい宿命でしょうね。。

 

どうぞ私の14-1動画を見て、ぐっすり寝てくださいね。

ほほ。

 

 

私が後で見るために上の動画のつづきを載せておきますが、内容がひどいのでスルーしてください。

 

 

藤田君はKANSAI14-1で優勝したり14-1選手権で2日目に残ったり、強くなりました。

もう私の手には負えませんです。はい。

 

今となっては、うっかり彼の話をしていて、

「ええっ! あなたが藤田さんのお師匠さんですか!」

「さぞお強いんでしょうね。1回お願いします。」

なーんで挑まれたら、トイレの窓から逃げるしかない。

困ったものです。

 

老後の遊び相手を作るために始めた14-1研究会ですが、妙な具合になってきたぞ。

若い連中が強くなるのは予想していたが、自分が衰えるのを考えていなかった。

今後はある程度年を食った才能のないヤツだけに教えるとしよう。

それがビリヤードを長く続けるコツだ。