全日本スヌーカー選手権の観戦にいく | 行け! 武蔵小山撞球隊

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長年性懲りもなくビリヤードをつづけてきたおじさんが、
なんだかんだといい加減なことを綴ります。

 

6/5にロサ(池袋)で開催された全日本スヌーカー選手権の決勝日の観戦に行きました。

 

 

今回のお目当ては、私の背を追い越して久しい神箸渓心(かみはしけいしん)君で、彼はスヌーカーのプロを目指してイギリスに留学中です。

 

 

8年前。

第1回14-1サミットで中学生の渓心を初めて見て、

「次に会う時には勝てんな。」

そう思って無理やり14-1を1回やりましたが、あれから8年。

つい先日には異種目のポケットのグランプリに出て優勝したり、今となっては背もビリヤードも仰ぎ見る存在なのです。

 

 

スヌーカーの台を見たことがない方も多いと思いますので、いろいろ話す前に用具の説明でもしましょうか。

なお本日の記事の内容には、スヌーカー連盟理事長の前田さんに教わった話の受け売りがかなり入っていますのでよろしく。

 

 

まずはスヌーカー台です。

 

 

デカい!

 

 

足の数が8本もあるぞ。

 

あっ!

 

タコと同じだ。

 

ちゃんとした台だと、重さは2トンあるそうです。

クッションの内径は大体3.6m×1.8mで2坪(4畳)あるので、風呂とトイレをオプションで付けたらこの台の上で生活できそうですね。

 

 

こんな感じですけど、ポケット選手から見ると台と人の大きさのバランスがおかしい。

 

 

ポケットの台と比べると、軽四と普通車くらいの差がありますね。

面積は2倍くらいありそうです。

 

 

球も違います。

左がポケットの球、右がスヌーカーの球です。

 

 

一番厄介なのがこれ。

穴が小さいんですよ。

wikipediaによると、球の直径を1とするとポケットの大きさは1.4だそうです。

 

 

しかもクッションの形状が丸くなっとる。

これがくせ者で、レール際の球を入れる時に手前のクッションを舐めると入らないんですよ。

 

 

というわけで、こういう球は激ムズになります。

 

 

フットに球を置いて、ヘッド側のクッションの上から撮影してみました。

これはポケットです。

 

 

こちらはスヌーカー。

台が大きくて球が小さいので、おじさんの目にはゴミが落ちてるようにしか見えん。

youtubeを見ていると、オサリバンなんかたまにこんなのを入れてますけど、一体どうなってるんでしょうね。

 

 

このように、スヌーカーでは球を入れるのが非常にむずかしい。

ちょっと思ったんですが、スヌーカーでボウラードをやったら何点くらい出るんだろう。

まずブレイクでレール際に残る球が3つとして、この3つは絶望的なので残り7つ。

このうちの何個入れるかですが、なんといっても穴は1.4。頑張って3つを入れ続けたとして約30点。

こんな予想なんですが、誰かやった人がおられましたらコメントよろしく。

もしストライクを出した人がいたら、ヒーローインタビューしたいと思います。

 

 

 

気合いを入れて書いていたら長くなったので、つづきは次回。

 

 

あっ、そうそう。

渓心は今週末のグランプリイーストにも参加するみたいなので、なんとか応援に行きたいと思っています。