だめだから
ふちょうだから
はやくよくならなきゃ
とか
おもわないでほしい。
そんなときは
じんせいのやすみなんだと
だめさにあけわたしてほしい
まわりのみんなが
かつどうてきだったとしても
それとじぶんをひかくしたりして
せめたりしないでほしい。
みんなそれぞれにさいくるがあり
みえないだけで
だめになったり
うきうきしたり
いのちをくりかえしている
だめなときがなんしゅうかんつづこうと
なんねんつづこうと
おそれることはない
わたしは小学校中学校ほとんどだめだったし
大人になって20代30代と11年間どっぷりだめだったし
それからよくなったとおもったら
また7年間だめになった
たかが47年生きて
半分以上だめだったということ
それでもじっとじっとじっくりいきていれば
そのぶんなんばいにもなって
かいてきなじだいがやってくる
これでよかったんだ
すべてうちゅうからの
おくりものだったんだ
と
せいさんできる時がやってくる。
だめなときには
からだが
またはあたまが
または
こころが
どうしても
どうしても
やすみたいとき
だから
病気になってこわれてくれたり
なにもかんがえられなくなったり
ぐるぐるぐるぐる
かんがえがおわらなくなったり
まいにちなみだがとまらなくなり
なきつづけたり
なにもかも
きにいらなくて
いかりつづけたり
する
それを
おかしい
しっかりしなきゃ
とか
せめないでほしい
まわりのひとにはなして
よわねをはいて
わかってくれないひとは
むしして
じぶんだけは
ぜったいに
むししないでほしい。
さむさふかまり
2月がちかづくと
わたしはかならず
だめになる
だから
これは
じぶんでじぶんにいいたくて
かいたし
むすめにも
すきなひとにも
だめだな
と
じぶんがじぶんにおもったときには
つたえたいこと
だから
かいた。
ことしも２月が近づくけど
ことしのわたしは
だめ
がやってくるかな
どうかな
どっちでもいいや
と、いまはおもう
というか
だめなんてないんだ
と、
いまはおもう
。
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（写真はノートルダムでゲリラで舞いをしたあとに観て下さってはなしかけて下さったひとにお礼を言っているところをロシアのお友達アーニャが撮影してくれたお気に入り思い出写真）
