ウチの母親は何度頼んでもタバコをやめてくれない。
つい先日はとうとう胃潰瘍に。
担当のお医者さん曰わく、「原因は何より長年のタバコだから止めるように」
と言うし、
本人も痛みに苦しみ懲りたのか、
乱れた食生活からさすがに食事もお粥に変えたりして、タバコも止めると宣言していた。
しかししばらくして潰瘍が投薬治療で改善されたらしい。
そしてそれを良いことに、又懲りずにタバコを吸い出していた。
それを見てわたしはウンザリして幻滅してしまい、相手をコントロールしたいエゴの塊になってブチ切れて怒り出した。
タバコやお酒を止められない人の気持ちは痛いほど解る。
かつてわたしもそうだったし。
けれども他人じゃなくて自分の親の約束を破って自己管理出来ない情けない姿を私は許容出来ないし、客観視なんか出来ない。
心の深いところでは「ママが病気なのにもっと病気が悪くなるタバコなんか吸ってる!絶対絶対止めさせなきゃ!ママが死んじゃうよー!」
そんな叫び声と
意識では大人の私が
「病気になって大騒ぎして家族を振り回し、そして反省もしないで又依存物質に走り、とぼけて自己と向き合おうとしない、反省や学びや感謝のかけらもない親、そんな親が私の親で、そんな血が私に流れている・・・、じゃあ私ってダメじゃん!」
という益々自己否定してゆく私。
そして小さな頃からの親子問題のループに又ハマる数週間。
そして明け方見た夢
※※※
久しぶりに娘と実家に遊びに行ってご飯が出てきた。(母親はあまり料理が好きではないのにどうして今日は作ってるんだろう?なんて考えながら椅子に座っていた)
出てきたのは「混ぜご飯よー」の声と共に大盛の白いごはん
良くみると、
良くみると・・・
タバコの吸い殻がごはんにまんべんなく混ざっている。
私は固まっていた
母親は
「今日はタバコの吸い殻の混ぜごはんよー♪」
私は夢で悲鳴を上げて泣いた。
4歳の子どものようにただただ大声で泣いた。
そして私を揺する夫の声がして目を開けた。
夢だった・・・
でも実際の私も涙でびっちょびちょだった
夫と娘が大丈夫?
と、すごくびっくりしながら慰めてくれた。
そんな平和な私の家族を感じながら私はその後夢だった事が嬉しくて又沢山泣いた。
朝からこんなに泣くなんて、そしてちゃんと声を出して泣いたのも何年ぶりだろう・・・怖かった(-_-#)