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このブログは
CMML（慢性骨髄単球性白血病）
と診断された菩薩（夫）の闘病記です。
あんなことやこんなことまで綴ります！！
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おはこんばんちは、ご無沙汰しております。緒川です。
退院してから夫婦でぐうたら生きておりました。反省。
本日は退院後初となる外来でした！ ついでに長女の誕生日。めでたいねー
まず、この予備知識を皆様に。
菩薩の首にはCVを外した時のあまり糸がチョロンと出ていたのです。
（画像は菩薩がブログ読んで倒れないために撮っておりません、あしからず）
「これ、多分糸ですよね……？ かさぶたぶら下げてますよ？」
「言わないで！！ 想像しただけで怖い！！」
素人判断で抜いちゃうのもバイ菌怖いし、やめておこう……と
この今日の診察まで耐えていたのです。
で、診察。
こんにちはーと診察室に入って、腰かけて、菩薩が話し始めます。
「実は味覚障害がすごくひどくて……」
「ん？（先生、菩薩の首を見て）糸残ってるかもしれんな」
H先生、急に真顔です
糸のことは最後に話そうとしていたのに、菩薩無念。
因みに今日、糸のところが腫れて膿んでるっぽかったので、余計に目立ったのでしょう。
「アハハハハ、抜こうか（笑）」
先生、（笑）って！
それ正直、苦笑の域ですよ！！
「それで塩味が感じられなくて……」
菩薩は菩薩で話逸らそうとしてるし
緒川、笑いをこらえるのに必死でした。
笑い話はここまでとして、菩薩の味覚障害がとんでもなく酷いのです。
塩味：0％（感じるのは最初の一口だけ）
甘味：10％
苦味：何も食べてないときにたまに出てくる
酸味：80％
だから夕飯を考えるのが大変。主にうちの母ちゃん
が。
実家暮らしなので許してくだせえ……私もたまには料理しますけどね。
ゆえに。
「米がおいしくない……」
そう、あれだけお米LOVEだったのに、お米がたべられないんです。
おいしそうなおかずも、塩味を感じないので箸が進みません。
「なので食べる量が増やせなくて」
「抗がん剤の影響だろうね」
GVHDではないとは分かっていたのですが、改めて抗がん剤オソロシア
「でもね、栄養状態のマーカーになるのがアルブミンやねんな（画像2枚目）。
増えてきてるよね、病院おる時よりはしっかり食べれてるのかなと」
え？
全然食べられてないですが
むしろ病院にいた頃のほうが食べられていたかと
「病院にいた時は高カロリー点滴しても、この数値やったのに今はポンポンと
上がってきてるから、思ってるよりは食べてはると思います」
でもアルブミンの数値はちょっと前のデータが反映されるらしいので、
今の状態は正直微妙だと思います。
血液検査の結果をご覧ください。
本日はかんたん公式で。
4番×36番％
＝5100×45.9％
＝2340.9
もう好中球は心配なさそうですね。多分。
血液検査の結果としては上々のようです。
話は味覚障害に戻りまして。
「ちょっと調べると、味覚障害には亜鉛がいいと……」
「（亜鉛）出せなくはないけど、高いのよねー」
先生、話早っ
サプリ飲んでもいいか？ の質問の先を行っています。
「サプリメントでもいいけど、いいやつ（亜鉛の薬）出せるから。
でもね、胃薬に亜鉛が含まれてるやつがあって、それが薬価単価11円だから。
そんなんを出してもいいよ？（めっちゃ優しく）」
胃薬に亜鉛、というなかなかのパンチ効いたワードですが、ここは先生のご厚意に甘えて出してもらいます。
「でもこういうのって、治るまでに時間がかかるんですよね」
「そうやねん、日にち薬やねん。半年かかってる人とかおるわ」
デスヨネー。
「ただ、亜鉛を摂りすぎると今度は銅欠乏症になる可能性があるねん。
銅欠乏が起こると、貧血になることがあると。
でも大量に摂ったからってすぐ減ってくるわけではないからね」
ここで看護師さん登場。首の処置の器具の話題をH先生に振って、サッと取りに出ていかれました。
菩薩よ、処置から逃げられんぞ。
ひとしきり血液検査についてお褒めいただいたあと、H先生の口から衝撃のあの言葉が。
「ところでエンシュアリキッドって飲んだことあったっけ？」
エンシュアー！！！！
それは非常に飲みにくく甘ったるい栄養剤……（経験者は語る）。
本当にエンシュアリキッドは飲むのが苦しい薬なんです……
「もしこれはダメだな、って結果になったときは飲む覚悟します」
そうだね、うんうん。
いざというときにはお世話になりましょう。
聴診もしてもらい、次の外来の予定を入れて、薬も決めて、首の処置です。
見ていて、つま先がそんなにピーンとしていなかったので、痛くはないのかな？
「痛くないと言えばうそになるけど、耐えられる痛みだった。
採血と比べたら、採血のほうが嫌だけどね」
わー！！ 長くなったー！！
フォローアップについては明日書きます！！
特筆すべき点として、今日H先生、スーツに白衣でヘアスタイルも決まってて
更に言うと、外でカメラマンが外来の風景を撮影していました。
先生、デビューするのかな？
←絶対違う
