南海トラフ地震について知っておきたいこと
4月17日23：14頃
豊後水道を震源とする最大震度6弱の地震が
発生しました。
深夜になる緊急地震速報、
津波の心配があったり
南海トラフ地震が来たのかと
不安になったと思います
南海トラフ地震臨時情報
という言葉を今回の地震で聞いた方が多いと思います
内容はご存じでしょうか？
意外と知らない方も多いと思います
命を守るために知ってほしい
南海トラフ地震臨時情報について
解説します！
②南海トラフ地震臨時情報
③発表されたらどうなるか
④今、備える
①南海トラフ地震とは
まずは、
南海トラフとは
駿河湾から日向灘沖にかけての海底の溝状の地形のこと
トラフというのは、
海溝よりは浅くて幅の広い、海底の溝状の地形のこと
歴史的に繰り返し地震が起きています
間隔としては90年から150年
2030年前後に起こるのではないかと
言われていますが、
地震はいつ起きるかわかりません！！
巨大地震の被害想定（最大）を見ると
どれくらいすごいのかというと
東日本大震災の約17倍と言われています
戦後最悪と言われた東日本大震災の17倍
体感したことのない地震が起きる可能性があります
②南海トラフ地震臨時情報
南海トラフ地震臨時情報とは、
南海トラフ沿いで発生した地震がきっかけで
南海トラフ沿いで連続して大規模な地震が
発生する可能性が高まっている際に発表される
情報のことです
南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や
地震発生の可能性が相対的に高まっていると
評価された場合等に、
気象庁から発表される情報です。
情報名の後にキーワードが付記され
「南海トラフ地震臨時情報（調査中）」
等の形で情報発表されます。
気象庁において、
マグニチュード6.8以上の
地震等の異常な現象を観測した後、
5～30分後に
南海トラフ地震臨時情報（調査中）が発表されます
その後、
「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の
臨時会合における調査結果を受けて、
該当するキーワードを付した臨時情報が発表されます。
政府や自治体から、
キーワードに応じた防災対応が呼びかけられますので、
呼びかけの内容に応じた防災対応をとってください。
（内閣府防災情報のページより抜粋）
気象庁のパンフレットが分かりやすいですので
南海トラフ リーフレット
で検索されると
すぐ見られます
いつ南海トラフ地震臨時情報が
でるかもわかりません
発令されたらどうするか
南海トラフ地震臨時情報について
知らないのと知っているのでは
行動も変わってきます！
③発表されたらどうなるか
情報名の後にキーワードが付記され
「南海トラフ地震臨時情報（調査中）」等の形で
気象庁より情報発表されます
❶南海トラフ地震臨時情報
気象庁において
マグニチュード6.8以上の地震等の
異常な現象を観測した後、
5～30分後に調査中が発表されます
その場合は、
個々の状況に応じて
避難等の防災対応を準備・開始しましょう
今後の情報に注意してください。
❷南海トラフ地震臨時情報
（巨大地震警戒）
が発表された場合は、
日頃からの地震への備えの再確認に加え、
地震が発生したら
すぐに避難できる準備をする必要があります。
地震発生後の避難では間に合わない
可能性のある住民は
1週間の事前避難を行う必要があります。
❸南海トラフ地震臨時情報
（巨大地震注意）
が発表された場合は、
事前の避難は伴いませんが、
日頃からの地震への備えの再確認に加え、
地震が発生したら
すぐに避難できる準備をしましょう。
❹南海トラフ地震臨時情報
（調査終了）
が発表された場合は、
地震の発生に注意しながら
通常の生活を行いましょう。
ただし、
大規模地震発生の可能性が
なくなったわけではない
ことに留意しておきましょう。
（内閣府防災情報のページより抜粋）
お住まいの地域、今いる場所で命を守る行動をとる
発表されたら、落ち着いて、避難行動を開始するか、決断する
今、事前に決めておくと、慌てません
④今、備える
もし、南海トラフ地震臨時情報が
発表された際に
起こりえるだろうトラブルがあります
デマが起こる自分は大丈夫という正常性バイアス物が品切れになる事前避難地域かどうかもわからない臨時情報そのものを知らない
トラブルを回避するためにも
今できることは何か？
まずは、
知ること！！！
何が起きるか知る
家族それぞれ日中何をしているか
会社・園・学校などの対応を知る
そして、
生き残るために
おうちの安全性を高める
危険な箇所を意識する
最後に、
生き延びる
優先順位をつけて備える
0次の備え
防災ポーチを持ち歩く
1次の備え防災リュックを用意する
2次の備え在宅避難できる用意をする
