保存食糧として最初に購入するのは「サバイバルフーズ」です.

日本で売られているほとんどの非常食糧は,賞味期限が1~3年です.毎年防災について考えながら古い非常食糧を食べ,新しいものと交換するのであればそれでよいのですが,手間とコストがかかります.

一方,「サバイバルフーズ」の保存期限はなんと25年です.凍結乾燥(フリーズドライ)されて缶に詰まっています.一般的に売られているのは,
■クラッカー×3缶
■チキンシチュー×1缶
■野菜シチュー牛肉入り×1缶
■牛肉とマカロニ・チリソース煮×1缶
の6缶に缶切り6個がセットになったものです.

ところが,ご存知のように,現在アメリカからの牛肉輸入が禁じられています.そして残念なことに,おいしそうなおかずメニューの缶2つに牛肉が使われています.そこで今は,クラッカー3缶とチキンシチュー3缶のセットで国内販売されているようです.災害時に食事のバリエーションが少なくなることは肉体的にも精神的にもマイナスになるでしょうが,今のところは仕方ありません.

缶の大きさは2タイプあり,大型缶はセットで60食分,小型缶はセットで21食分の容量です.クラッカーの缶とおかずの缶を一組開封したら,大型缶で20食分,小型缶で7食分ということになります.缶を一度開けてしまうと,フリーズドライ食品とはいえ長くはもちません.1週間以内に食べることが推奨されているようです.というわけで,私は小型缶のセットの方を選んで注文しました.


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手元に届きましたら,またレポートしたいと思います.


防災用品リストの中に「サバイバルキット」というものがあります.これは小さな箱の中に,方位磁石,マッチ,折り畳みナイフなどのサバイバルグッズをコンパクトに収納したものです.

このサバイバルキットは,元イギリス陸軍特殊空挺部隊(SAS, Special Air Force)隊員のジョン・ワイズマンさんが著書「SASサバイバル・ハンドブック」の中で提案しているものです.ポケットの中に入るくらいの小さな金属製の缶に,いざというときに役立ちそうな小物を詰め,防水シールして持っておくと安心ですよ,と言っています.

ちなみにこの本は翻訳が出ています.翻訳者は例の柘植さんです.
ジョン ワイズマン, John Wiseman, 柘植 久慶, 高橋 和弘
SASサバイバル・ハンドブック
これをもとにして自分で揃えてもよいのですが,すでにいろいろなサバイバルキットが市販されています.もっとも有名なものは,イギリスのBCB Internationalが製造・販売している「Combat Survival Tin」というサバイバルキットです.自分で揃えるよりも安上がりになりそうなので,私もこれを買うことにしました.缶の中はまだ少し隙間があるそうなので,自分で欲しいと思うものを加えてオリジナリティーを出したいと思います.

サバイバルキットが届きましたら,また詳細を報告したいと思います.


防災用品も場所や用途に応じて揃えておかなければなりません.よく目にしますのは,
1.自宅の非常持ち出し袋
2.自宅の備蓄品
3.勤務先で被災したとき自宅に帰るために使う持ち出し袋
4.車に積んでおくと役に立つ防災用品
です.

この中の「2.自宅の備蓄品」については,普段の生活の中で使っている日持ちのする食品や日用品を切らすことがないように,補充しながら使うということでよいのかなと考えています.また,「4.車に積んでおくと役に立つ防災用品」についてですが,私は車をほとんど駐車場に停めたままで日常的に使っていません.ですから,他の項目の防災用品が揃い始めてから,また改めて考えてみたいと思います.

柘植さんの本やネット上のホームページを参考にして,「1.自宅の非常持ち出し袋」の内容をリストにしました.

●自宅の非常持ち出し袋
リュックサック
<水と食糧>
水(人数×9L)
保存食糧(人数×9食分)
蜂蜜,粗塩,氷砂糖,ウィスキー,チョコレート
ビタミン剤
コッフェル
浄水器
保冷バッグ
<燃料と明かり>
固形燃料(6時間分)
マグライト&電池
ロウソク(100時間分以上)
ライトスティック
防水マッチ
ライター(バーナータイプ)
<衣服>
替え下着(2組)
軍手・軍足(人数×2組)
タオル・バスタオル
セーター・ジャンパー
雨具(ポンチョ,折りたたみ傘)
<衛生>
救急キット
ウェットティッシュ
ティッシュペーパー
トイレットペーパー
洗面具
石けん
虫除けローション
蚊取り線香
<情報>
ラジオ&電池
地図
現金(小銭),テレホンカード
<避難所>
簡易テント
マットレス
ハンモック
毛布
<工具や小物>
サバイバルキット
スイスアーミーナイフ
瞬間接着剤
ロープ,細ひも
粘着テープ
針金
ビニル袋(ゴミ袋,スーパー袋)
サランラップ,アルミホイル
新聞紙
油性ペン
ショベル
<貴重品類>
通帳,印鑑
健康保険証,免許証,パスポート
保険証券,権利書等
<余裕があれば入れておきたいもの>
割り箸
水タンク
水の入らないシャンプー
斧,ノコギリ,ハンマー
ビニールシート
タッパ
簡易トイレ

リストにしてみましたが,こんなにいっぱいリュックサックに入らないでしょうし,入ったとしても持てないです.「1.自宅の非常持ち出し袋」というよりも「2.自宅の備蓄品」としてすぐに取り出せるようにまとめて置いていればよいものが,このリストに多く含まれているのかもしれません.まあ,それはそれとして,このままひとまず先へ進むことにします.

3.勤務先で被災したとき自宅に帰るために使う持ち出し袋」の内容を次に並べてみました.

リュックサック
ハイカーシューズ
水(1L×2本)
保存食糧(2~3食分)
栄養補給食
ストロー浄水器
軍手・軍足
防災ずきん
マグライト
ライトスティック
固形燃料
ライター(バーナータイプ)
ラジオ
サバイバルキット
雨具
緊急用ブランケット
パラシュートコード
カイロ
ティッシュペーパー
タオル
石けん
ナイフ
救急キット
地図
現金(小銭)


これもちょっと重たそうです.もっと厳選すべきなのかもしれません.

まずは何から揃えていけばよいでしょうか?

私の参考書はこれです.
柘植 久慶
サバイバル・ブック―これを知っていたら助かる

著者の柘植久慶さんはフランス外人部隊やらグリーンベレーやらでゲリラを相手に戦闘したという経験をお持ちの方で,現在はその経験をもとに作家として活躍されています.この本は,1986年に出版された「サバイバル・バイブル」という本をもとに,1995年の阪神淡路大震災後,大幅な加筆・編集を伴って出版されたものです.1997年には文庫本にもなりました.

私は1986年出版の「サバイバル・バイブル」を読んだことがありましたが,どこかにやってしまいましたので,今回,この「サバイバル・ブック」(集英社文庫)を求めました.

ちなみに,柘植さん執筆のこの手の最新刊は,「21世紀サバイバル・バイブル」(集英社文庫)です.文庫になっていたのを知りませんでした.これもさっそく買ってきました.
柘植 久慶
21世紀サバイバル・バイブル

柘植さんが書くこれらの防災手引書の内容は,私たちのいわゆる市民感覚(あるいは平和ボケした感覚)からすると,やりすぎのような感じがします.行政が編集したそれと比べるとちょっと過激です.一方で,本当の災害が起きれば,柘植さんのような覚悟が必要なのかもしれないとも思います.アメリカ南部でのハリケーン被害によって人々が暴徒化した映像を見てしまうとなおのことです.とにもかくにも,戦争という極限状態を知る柘植さんの著書,一読の価値はあります.

買ってきた2冊の本です.

柘植さんの本,それからネット上のあちこちでまとめられたホームページを参考にしながら,防災用品のリストを作ってみることにします.
台風による大雨や強風は毎年のことですが,最近,生まれて初めての大きな地震を経験しました.避難しなければならないほどの被害はなかったものの,ショックでした.やっぱり防災用品を揃えておくべきだろうか,と考えるようになりました.

以前からブログを始めてみたいと思っていました.良い機会なので,防災用品の選択や購入の過程をブログに書いていこうと思います.どこまで続けられるか分かりませんが,お付き合いのほど,よろしくお願いいたします.