ポール・リビアが走るPatriot's Day | ボストン生活

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アメリカのボストン在住。                
素朴な日々の事、街のこと、時々猫の事などを書いています。

毎年4月の第3月曜日はPatriot's Dayという

マサチューセッツ州とメイン州、ウィスコンシン州の祝日です。


この4月のPatriot's Dayとは、アメリカ独立戦争開始の契機となった

レキシントン・コンコードの戦いを記念して設立された祝日。


この日のイベントで最も有名なのがボストンマラソンですが、

毎年観戦に行っていたけれど、今年はマラソン観戦には行かず

こんな地味なイベントを見に行ってみました↓

ボストン生活-Paul Revere Ride


















それは、ポール・リビアの真夜中の騎行の再現。

朝10時頃に再現してたから、もう真夜中でもないんだけど(笑)


ポール・リビアの真夜中の騎行(Paul Revere's Ride)は

1775年4月18日の夜にイギリス軍の動きを独立軍リーダー達に

知らせる為にレキシントンまで馬を走らせたというもので、

後に 詩人ロングフェロー氏の詩によってさらに有名となり

アメリカ人なら誰でも知っているという話&詩。


毎年Patriot's Dayにはポール・リビアさんに扮した人が当時の再現で

ノースエンドをスタートに、チャールズタウンを通ってレキシントンまで

馬を走らせるそうですが、(同じく当時真夜中に走ったウィリアム・ドーズ氏も

別ルートでの再現が行われているそう)  ボストンマラソンに影に隠れてしまい

ものすごーく存在感の薄いイベントとなっておりました。


ま、目の前を馬に乗った人が走るだけのイベントだから

実際たいしたことはないんだけどね(笑)


同様に毎年レキシントンやコンコードでは戦いの再現を早朝に

行っているそうですが、こちらの方が騎行よりも面白いだろうなー。

早朝だし、遠いから今後も見に行くことはなさそうだけど…



そうそう、前日(4/18)の夜にはOld North Churchにて

当時イギリス軍が取る経路をチャールズタウンに知らせる合図として

ランタンが掲げられた再現が行われていました。


陸路なら1つ、海路なら2つランタンを・・・という合図。

海からだったので2つランタンが灯りました。…が、写真だと数までわからないし(汗)

ボストン生活-Old North Church 2010.4.18
















このランタン、前夜からPatriot's Dayの間 ずっと点灯されていたそうです。