日本からのお友達滞在記② ~後編 | ボストン生活

ボストン生活

アメリカのボストン在住。                
素朴な日々の事、街のこと、時々猫の事などを書いています。

お友達滞在2日目に行った セーラムの後編です。


ランチの後 我々が向かったのは 「 Salem Witch Trials Memorial 」

Salem Witch Trials Memorial
















これは 魔女裁判にかけられ処刑されてしまった20人(女性14人、男性6人)の

記念碑です。


Salem Witch Trials Memorial 2













この記念碑は 1992年に作られたものですが、デザインを

国際コンペで応募したところ 246ものエントリーがあったのだとか。


ベンチのように飛び出た20個の花崗岩には 各々 処刑された人の

名前と、処刑方法(絞首19人、圧死1人)と、処刑日が刻まれています。


Salem Witch Trials Memorial 3














こちらの写真↑では文字が見難いのですが、右端に刻まれていました。



Salem Witch Trials Memorial 4














そして記念碑の入口には 「私は魔女じゃない」 「私は無実だ」

などの 処刑者達の言葉が…



少し心に重い物を残して この記念碑を後にし、次に向かったのは

「 Salem Witch Museum (セーラム魔女博物館) 」


Salem Witch Museum





   この博物館はセーラムの

   魔女系博物館の中で

   一番人気があるのだとか?!


   なぜ魔女狩りが起こったか、

   そして魔女裁判から処刑までの

   一連の話を聞かせてくれるから

   かもしれません…

   (もうちょっと詳しい話は去年の

    10月に行った時の記事を

    どうぞ → ここをクリック


    




魔女の地下牢 → 魔女の家 → 魔女裁判の記念碑 → 魔女の博物館

と魔女づくしでしたが、最後に向かったのは魔女系ではないところ。


アメリカ作家のナサニエル・ホーソンの代表作である

「 The House of Seven Gables(七破風の家)」 のモデルとなった家へ行きました。

(こちらも詳しくは去年の10月の記事を → ここをクリック  )

七破風の家の庭にいた猫

  七破風の家の中を見る

  ツアー開始時間を待つ間

  家の前の庭園にいたら

  そこで、猫を発見!

 

  首輪をしているので

  どこかの飼い猫らしく

  触っても嫌がらず、とっても

  フレンドリーな猫でした

  可愛いかった~ラブラブ





「七破風の家」 を出た頃には だいぶ日も傾いてきていましたが

セーラム・ハーバーに停泊している “ Frendship号 ” の前に

ベンチがあったので、休憩がてら 座ってぼや~っと海を見ながら

ちょっとおしゃべりなど。


Salem-Frendship















魔女一色だったセーラム観光、魔女狩りについては気持ち沈むところもありますが

それでも、友達は楽しんでくれたようで よかったです。


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魔女狩り・魔女裁判について書かれた戯曲 「るつぼ」を

映画化(ウィノナ・ライダー主演)したのがこちら。


クルーシブル ( the Crucible )

¥2,079  Amazon.co.jp

the Crucible


    多少フィクションも含まれていますが

    登場人物の名前は実話と同じものだし

    (年齢設定や人物の背景などが違ったりします)

    魔女狩りの始まりやら 魔女裁判から処刑までの

    流れを 知ることができます。


    お子様には オススメできませんが…