かなりお久しぶりの更新でございます。

今日は、元々は予定にしていなかった本作の観賞に行ってまいりました。

 

コミックの実写化ということで、発表当時は気にも留めていませんでしたが、

CMで見るとなかなかのコメディ要素が多め。日に日に気になりだしたのでした。

 

それで感想ですが、『かなりものすごく大変 よかったっ!』です。

 

コミックの実写化で個人的に一番気になるところは、ストーリーのつながりの違和感の有無です。

原作の連載期間にもよりますが、約2時間程度の話に完結するために、物語の大事な部分を切り取って映画にしていきます。

 

重要な部分だけど、切り取り方を誤ってしまうと話の内容に違和感が生じて見ていてスッキリしない。

加えて原作ファンが見たときに、原作の雰囲気と全然違う演出や脚本の場合は大変ガッカリします。

 

本作は原作を読まずに観賞したのですが、まったく違和感なく楽しめました。

 

小松菜々さん演じるあきらはコミックの表紙で見るくらいですが、役としても違和感がありません。

大泉さんの演じる店長は、原作を知らない人からしたら、「(いい意味で)洋ちゃんにしか見えない」と思いました。

 

また、NACSファンの私は戸次さん演じるカオルさんとの掛け合いがうれしい。しかも結構ある。

つか、カオルさんも時々「(いい意味で)しげさんにしか見えない」ところがあって可笑しくなっちゃいました。

 

話の内容は、単純に言えば「女子高生が中年のおじさんに恋をする」話ですが、

実際この映画を観てみると、登場人物それぞれが抱える"好き"対象への想いだったり、

 

追いかけていた夢に対して挫折してしまった悔しさや栄光を勝ち取った者への羨望、

また諦めていた夢に執着することの苦悩と再度挑戦することの覚悟など、

 

様々な感情が揺さぶられるとてもさわやかな青春物語でした。

 

エンディングは、「この後どうなるんだよー!」というような感じで終わるのですが、

エンドロールが始めると、感情が高ぶりすぎて涙が止まらなくて、この状態で劇場に出るのが厳しいほどでした。

 

多分、家で見てたら声上げて泣いてたでしょう。

それほどまでによかったです。

 

この記事のはじめに、本作品は元々は観る予定はなかったと書きましたが、

今は、観てよかったなぁと思います。とても良いものを観ました。何度でも言えます。

 

まだ上映されているので、まだ観賞されていない方はぜひぜひ、映画館でご覧くださいっ!

以上、レポート終わりっ!