「□□、、バス会社に就職してみないか?」
告別式帰りのメシ屋にて、恩師から言われた一言。
貧乏な学生時代やったけど、運転免許は取りに行った。
普通一種免許だけやのうて、大型二種免許までも取ったった。
ペリカンがシンボルマークの運送屋でバイトしてた学生時代。
「免許持ってたら、最悪食うに困らへんやろ」
そない思うてん。
普通一種免許は、将来絶対に要る思たさかい当たり前のように取った。
勢いで、普通一種免許取れた後に普通二輪免許まで取った。
そんで3年後、大型免許を取りに行ってん。
そこの教習所、大型二種免許もしててん。
「ちょっと高いけど最悪バスにも乗れるようになっとこ」
そんな軽い気持ちで取った大型二種免許。
恩師に言われて初めて気付いてん。
「そやっ、オレってバスも運転できるんや」
気付くのが遅かった思うた(笑)。
求人誌に掲載されてたら思い出してたハズ。
でも、当時の求人誌にはバス運転手の募集は載ってへんかってん。
ハローワーク行った訳やないけど、先生に反論した。
「先生、バス会社の求人って出てませんでしたよ」
これで会話が終わったら、転職の道は閉ざされてた思う。
でも、そこは違う我が恩師。
当時住んでた地域の経済界では、名が通った教授やってん。
「いっぺんバス会社に聞いたるわ」
この恩師に頼めば、バス会社以外にも口利きは可能。
当日は、それでお別れした。
翌日、仕事中に恩師から電話が入ってん。
「□□、◯◯バス募集してるみたいやぞ!」
後で知ったんやけど、単に無料の求人誌には募集出してへんかったみたい(笑)。
「家に帰ってから、ホームページ見てみます」
そない言うて、一旦電話切った。
帰宅して早速、バス会社のホームページ見た。
バス運転手の募集してた!
せやけどな・・・。
契約社員としての募集やってん
契約社員・・・ように見たら1年契約やってん。
ただ、延長は可能やし将来の正社員登用もあるって書いててん。
実に不安定な立ち位置に見えた。
そんで、何よりも・・・。
給料がメッチャ低かってん!
当時の私の場合。
時給650円
日給5200円
月給約13万円
これに休日出勤とか残業とかして約15万円くらいまで積み上げてた。
で、ホームページに載ってた給料って・・・。
基本給が
たった120000円(涙)
「人さまの命を預かる仕事が12万円って」
モチロン、これに各種手当が付くって書いてたけど・・・。
「流石にバスは無いやろ?」
最初は諦めた。
でも、ふと思った事があってん。
「ヨソのバス会社、どんなんやろ?」
そう、一社だけで判断したらアカン。
そない思うて、数日後から調べ始めた。
当時住んでた地域のバス会社は、もっと安かった記憶がある。
県内の他の会社、給料額は似たりよったり。
隣の県のバス会社も併せて調べてみた。
どのバス会社も
目くそ鼻くそ状態(笑)
「流石に、こんな給料なんて考えられへんわ」
そない思うて諦めたんやけど・・・。
肝心な事を忘れててん(笑)。
都会のバス会社は
調べてへんかってん
世の中って、都会もあったら田舎もある。
当時住んでた地域って、「超」は付かへんけど田舎やった。
今でも憶えてるけど、その地域のJRの話。
1年分の売上
=関西地方1か月分の売上
「そんなミクロ経済圏やからアカンねん!」
どっちみち転職の際は引っ越す事が前提やから、地域を広げて調べてみた。
我が故郷の関西地方には、戻るつもりなんて無かった。
せやから関西地方のバス会社は除外。
それ以外の都会のバス会社を調べてみた。
どっこも契約社員の募集だけ
でも、これって当時のバス会社じゃあ当たり前の話なんよ。
募集形態は把握できた。
残るは給料のみ。
調べて分かった結果・・・。
都会のバス会社は給料高い🎵
まぁ、高い言うても他の職種と比べたら悲惨な金額やったけどな(笑)。
せやから、恩師に勧められた当時の地元バス会社は却下。
「先生、ホームページ見ましたけど給料が他の地域よりも安すぎるんで辞めときます」
数日後、恩師に断りの連絡を入れたら・・・。
「□□、お前の先輩でワシの教え子がな。◯◯県の△△バスで総務してるんやけど、いっぺん話聞いてあげよか?」
実に有り難いお言葉🎵
都会と言える地域のバス会社。
しかも鉄道系のバス会社。
地元Jリーグの広告スポンサーにも協賛してるバス会社。
それに加えて給料が良かった。
14万円チョイやったけど(笑)
最初に紹介して貰うたバス会社も鉄道系。
同じ鉄道系でも都市の規模がちゃうかった。
片や人口35万人の経済圏で、もう一方は100万都市。
選ぶとしたら100万都市の方で即決した。
でも、他業種と比較したら給料メッチャ低い。
でもでも、一部上場の鉄道会社系列。
メッチャ悩んだ!
「こうやって無駄に時間食うたらアカン」
そない思うて決心した。
時は2001年9月末頃。
齢24にして、バス会社へ応募する事にした。