2001年10月。
何日やったんか憶えてへんけど体育の日に入社試験を受けた。
ハッピーマンデーの施策か何か知らんけど、10月10日や無かった。
「祝日に入社試験?」
確かに私でも思うた。
普通の業界なら、多分考えられへん。
でも、バス業界は違うてた。
普通に入社試験してくれた🎵
こっちとしても、有り難かった。
祝日に工事現場は動いてた。
生コンの出荷もあって、私にも休日出勤のお声が掛かった。
出るか出ぇへんかは本人の自由。
今回は珍しく断って、事前から決まってた入社試験に行ってん。
恩師からの紹介で受けれた入社試験。
中途採用やから、大人数が受験とかやない。
普通に転職組のヤツが受ける試験やった。
当時の勤務先から遥かに離れた地域での入社試験。
その前日、JRの特急と新幹線を乗り継いで前乗りしてた。
宿泊はバス会社近くのビジネスホテル。
流石に値段までは憶えてへん。
でも、朝食バイキングが美味しかったんは憶えてる(笑)。
腹ごしらえしてスーツに着替えてバス会社へ殴り込み(笑)。
先ずは面接試験から。
恩師の教え子・・・私から見たパイセンも居てた。
他にも数人のお偉いさんが。
面接試験言うても、バッチバチの空気は流れてへんかった。
居酒屋談義みたいな
雰囲気の面接試験(笑)
「ホンマに大手企業なん?」
緊張感の中でも、そない思える余裕はあった(笑)。
大型車の運転は慣れてるから問題無し。
接客応対・・・やって憶えたらエエ(笑)。
せやから、コレも問題ない。
給料の話になった。
「ウチは周りの会社に比べたら給料安いんです」
「私、日給5200円しか貰えてません」
面接部屋の中が凍りついた(笑)
安い言われてたバス業界の給料。
それよりも低賃金な私が来たんやから驚かれた(笑)。
残業代などの諸々の手当が加算されたら、額面で20万円くらいにはなるって話。
休日出勤したら、した分だけカネになるって話。
そない教わった。
「1年目ですが、大体ですけど年収300万円しかなりません」
「300万円も貰えるんですか!」
低賃金に苦しんでた私。
パラダイスに思えた(笑)
「頑張って稼ぎたい」
いやいやいや、まだ面接しか終わってへんっちゅうねん(笑)。
その後、筆記試験。
一般常識を問う問題ばっかり。
言うとくけどな、私は一応賢いねん(笑)。
進学校でも、常に5本の指に入る成績やってん。
何の問題もない
レベルばっかりやった
一連の試験、これで終わり。
大学の先輩に、ご飯誘われた(笑)。
「試験でも何でも無かったやん(笑)」
そんな雰囲気満載やってん。
メシ屋では恩師の話題から入った。
今の生活についても。
そして、一番聞かれたんは・・・。
将来的に故郷へ帰るか否か
やっぱり年老いた両親の面倒を見る人多いみたい。
「ただでさえ離職率高いからなぁ」
おいおいおい、入社しようとしてるヤツを前に言うことか?
それだけ厳しい業界って教えて貰うただけでも有り難かったけど(笑)。
「ところで合格発表って、いつ頃ですか?」
「もう合格してるよ(笑)」
なんのドキドキ感も無かった合格通知(笑)。
「普通メシ屋で言いませんよ(笑)」
そない突っ込んだ(笑)。
「正式な通知は後日出すから、それまでは知らんフリしといて」
メッチャ嬉しかった一言が、この後続いてん。
「ウチに来て、今まで苦しんだ分以上に幸せになろうぜ」
25歳目前にして、人生が開ける予感がした一日やった。