今日は午後から数時間ほど、いつもは手動の車いすを使用していますが今日は電動車いすに乗ってのEさんの散歩の見守り+サポートをする仕事に行ってきました。
小1時間ほど近くの大きな公園に行こうとしたちょっと前に・・・
「蛇行運転になりがちなので、縁石などにぶつからないように手前で修正してあげてください。」とアドバイスのメールを職員Dさんからいただいたので・・・
「わかりました。アドバイスありがとうございます。怪我をしないよう見守りつつ、適度に人以外にぶつかってもらいながら散歩していただきますね。」
・・・と返事したことをEさんに伝えるとゲラゲラ笑いながら、早速縁石にタイヤをこすりつけながら進んでました。
途中、僕は何回か轢かれながら散歩して、途中で自販機の前で止まるのを見て・・・
「休憩されますかー?」と聞くと、「うん」と首を縦に振られたので、指示された飲み物と自分の飲み物を買って、肉々しぃお母さん方の姿を (*´д`*)ハァハァ・・・なんでもありません・・・じゃなくて、今後の予定の打ち合わせをすることにしました。
粗方、僕からの話をした後Eさんに、
僕 :「今の話でも良いですし、それ以外の話でもかまいません。何か思うところや聞いてほしいことがあっ
たら何でも言ってください。」
・・・と聞くと、他の職員さんの話をぽつりぽつりと。そのことについて、解決してほしいとのことなので、解決するまでのプロセスを説明して同意を得ることができました。
僕 :「・・・で、僕に対して至らないことや不満や、直してほしいこと、やめてほしいこととかありますか?」
・・・と聞くと、
Eさん:「ないよー」(・・・としゃべれないので、50音を拾って(ry)
僕 :「ほんまですか?」
Eさん:「うん。ない。」
僕 :「嘘でしょ?w」
Eさん:「ないもんは、ないーっwww」
僕 :「ンマーないもんは仕方ないですが、もし僕に話しにくいことでしたら、他の人に言ってもかまいませんか
ら、あまり溜め込まないようにしてくださいねー。」
僕は仕事が終わってからトコトコと歩いきながら、この場面を振り返ってました。
「今の話でも良いですし、それ以外の話でもかまいません。何か思うところや聞いてほしいことがあったら何でも
言ってください。」
Eさんに関わりはじめて、まだ数ヶ月しか経っていない・・・。
僕が一体、何物であるか・・・ようやく僕のアウトラインがぼやぁ~っとでも見えるか見えないかだろうに、そんな僕に話せることなんかあるだろうか・・・と。ンマー今すぐに話してくださいーってことではもちろんないのだけれど、にしても現時点で話せること、話したいこと、話しても良いと思うこと、ましてや、聞いてほしいことなんかあろうはずがない。
・・・ということは、ゆっくり考えれば容易にわかるはずだろうに・・・なんであんなこと言ってしまったのだろうと。
なんであんなことを・・・Eさんにとって有益なものを得ることができるために、僕のできることをしたい・・・。
・・・Eさんにとって、有益なもの・・・それが何であるか?どういう状態であるか?ということも知らない。
・・・じゃあ僕のできることをして、僕ができたことに対して気持ちよくなりたいから・・・うん。これかもしれない。
でもそれでは、「Eさんにとって有益な何か」とはまったく別物です。
相手を気持ちよくさせることによって、自分が気持ちよくなりたい。
相手を気持ちよくさせるように見せかけて、実は自分が気持ちよくなりたい。
「それで良いんじゃない?」「自分だけじゃないから、良いじゃない?」「あなただけじゃなくて、みんなそうだから気にすることないよ。」「悪気があるわけじゃないじゃない?」
・・・なんて声が聞こえてきそうです。
僕はそんな「僕」になりたいのか・・・?
嫌違う。そんな自分にはなりたくない。
「そんなの考えすぎだってー。」って言われても良い。
自分の利益を優先、あるいはそれだけのみを考えていたくはない。むしろ、それらは後回し。何なら全くなくても良い。相手の利益を優先させたい。自分側に「有益となるもの」といった条件を一切付けずに。
・・・かといって、相手の思うがままになるわけとはまた違う・・・。
自分側に条件を一切付けずに、相手の思うがままになるわけでもなく、相手の利益を優先することはどういうことか?
具体的にどうすれば良いのか?
・・・またしばらく・・・ひょっとしたら、ずっと?足踏みしたまま、進めそうにない帰路でした。



