常春の国、T市。

「ランタナは熱帯・亜熱帯の植物なので
日本では帰化できません」


なんて書いてある、そのランタナが
道端で藪を作って咲き誇り
(すごく可愛いお花で萌え萌えです)、

そして自宅から国道を挟んで向こう側は
田んぼと空き地と藪が混在し、
自然がいっぱい


そんな小自然の中で4年ちかく生活していて、
今までなぜ気づかなかったのでしょう。

ぱんちょ君(グリーンイグアナ♀)の大好物でかつ
主食にもなる



が、あちこちに生えているんだから、
そこらへんから葉っぱちぎってきてあげれば

1束298円の小松菜を週に2回も3回も買わなくても済んだじゃん自分!!

なんでもっと早く気づかなかったんだろう


気づいたキッカケは、確か、
実家の母が

「糖尿病には桑の葉の病気の
なんとかっていう菌がいいらしいんだけど、
アンタの家の周りには桑、生えてない?


なんて聞いてきてたもんだから、
探してみたところ、

「桑~桑~、あった、
そこにも、あそこにも生えてるじゃん」


なんて、桑の一人生えを
隣の空き家の片隅や側溝からにょきにょき生えてるのを
見つけたのがきっかけで、

それ(桑)を、ぱんちょが食べる、という話をしたら、
夫が切ってきてくれて、、、


それ以来、小松菜もチンゲンサイも春菊も
モロヘイヤも空芯菜も、

買わなくて済むようになりました。


スーパーの弱ったお野菜よりも
エネルギーのある野草の方がもちろん、美味しいらしく、

ぱんちょ、桑を見ると、老とかげのくせに
飛んできます。

本当に飛ぶから、コワイです。
(イグアナ体長1m40cm)


あまりにもパンチョ君の食いっぷりが良かったからなのか、
最近は夫、桑を摘んでくるのが楽しくなってしまったようで、

先日などは夫と二人で桑さがしのドライブに。

一人生えの、ひょろっとした桑が
あちこちにちらほら生えている、

っていう事は、親木がどこかにあるはず!

と、家から国道を挟んだ向かい側の
田んぼやら藪やらの小自然を
うろうろしてみたら、

やっぱり、立派な桑の木がありました。

ここで、鳥さんが桑の実をついばみ、
あちこちにウンコ落として、

ウンコの中の未消化の種から
芽が出て、

一人生えの桑があちこちに点在。

というメカニズム。


とかげさん用に桑の苗でも買おうと
探してみたら、「マルベリー(桑)苗」とかいって
ちゃんと、売ってて笑えました。

そこらへんに生えてるのに


ちなみに、何で私が「これ、桑の木!」
ぱっと見て判断できるかといいますと、

1個目の大学での、
私の研究材料がカイコ(桑が主食)で
桑の葉っぱを毎朝、桑畑に摘みに行っていたからです。

桑の品種や育て方を習う授業
「桑繊維植物学」(クワぽつ、せんいしょくぶつがく、と発音)
なんてのもありまして、

カイコの1齢(孵化したての幼虫)に与えるに相応しい葉は

「最大ひかりっ葉」

と言います。
(一番先端から第3葉ぐらいの葉)

正式名称らしいです。
養蚕業界では。



最近では夫もぱっと見て
「あれ、桑じゃない?」なんて
わかるようになってきました。

ハタケヤマ、山菜摘みとか、釣りとか、
そういう、ゆるいアウトドアが大好きなので、

夫と一緒に桑を摘みに行けるのが
ほっこり幸せなのでした。






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