育児をめぐり、
夫とバトルを繰り返した日々の試行錯誤で、

まあ、世間一般によく言う、
「やってもらったら感謝の言葉」
とかいうのも、もちろん、実行していましたが、

なんていうか、夫を操作するための
「ありがとう」は違う、と思ったんですよね。

それに、二人の子供なのに、
育児担当が100%私、で、

いちいち、

おむつかえてもらって、ありがとう、

ミルクやってくれて、ありがとう、

抱っこしてくれて、ありがとう、


は、納得がいかなかったんです。


夫との育児バトルの時に、
夫婦関係改善をうたっている
カウンセラーさんに相談したら、絶対、

「感謝してますか?」

って言われるだろうなぁと予想していて、
でもそう言われたら、

「あのさあ、こっちは授乳で連続睡眠時間が
コマギレ30分
とかいうのを繰り返してて、
ほとんど寝てないのに、

夫がちょっと皿あらってくれただけで
“ありがとう”とか、ふざけんなって感じなんですよ、

アンタの娘を死ぬ思いして育ててんだから、
こっちこそ感謝の言葉が欲しいってモンですよ!
育児中は!!」


なんて、
失礼な暴言を吐いてしまう自分がありありと
想像できたので、

あえて、相談しなかったし、
夫婦関係改善のための「何か」
特に、しませんでした。


ですが、
下心アリの「ありがとう」の代わりにやっていた事があって、
それは、

「パパが育児や家事をやってくれて、
ゆったりできたら、思いっきりゆったりして
幸せを満喫する」


です。


男というのは、

自分の女が幸せそうにしている
=俺ってすごい


と思う生き物らしく、

私のこの行動(幸せを満喫する)は、
彼の、「俺ってすごい」と思いたい気持ちを
くすぐり、

夫の家事&育児への参加をうながし、

それは、夫を操作するための
下心アリアリの感謝の言葉なんかよりも
よっぽど効果があった模様。


育児で戦々恐々としている中で
夫婦仲を円満に保ち、かつ、

夫を「かゆい所に手が届く父親」
育てるために、私が行ったことをまとめると

こんな感じです。

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やってほしい事を遠慮せずにストレートに頼み
(「やってくれると助かるんだけど・・・」では
男性には通じないので「やって」と言うべし)

指示は抽象的な言葉を用いず、
具体的に、こと細かく、

しかし、仕事を任せたら
そのやり方には口を出さず、文句言わず
(↑これ、大事。文句いう位だったら自分でやる)

パパがやってくれている間に
やれずにいた事をさくっと終わらせ、
スッキリした~と笑顔でいる。
(そこでさらに頑張らない)


できることなら、

「自分ばっかり大変な思いして、不公平だ!
私はぜんぜん、寝てないのにどうして夫は
その隣でぐーぐー寝ていられるんだ?!」


と腹が立ったら、

とりあえずトイレにこもってクールダウン
(この作業はアダルトチルドレンの先生から教わった
怒りを解消するスキルを乱用)、

「疲れた」
「眠い」

(ようするに眠くてイライラしてるんだから)

と、夫に泣きつき、
『婚活論文 Ⅲ-③-2』でいう所の、
「怒りではなく、悲しみを伝える」)

仕事(育児)を代わってもらう。

(泣きついて助けを求めると、
男性の「俺は自分の女のピンチを救えるヒーローだぜ」
願望をくすぐることとなり、効果的)


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その繰り返しの9ヶ月で、
夫も立派な「父親」となり、

休日の離乳食を担当してくれ、

外出時の姫だっこは常にパパ、

お風呂入れるのもパパ、

お茶碗片付けるのもパパ、


となりました。


喧嘩のたびに、ママ友に泣きつき、
「もーね、夫はATMと思いなさい、期待しちゃダメ!」
と言われ続けましたが、

ずっと、心のどこかで

「うちは違う、うちの夫はよそのパパみたいな事はない、
ぜったい私の大変さを理解してくれるはずだ」


と信じていました。

だって、賢くて気が利いて、
自分のことを大切にしてくれる男性厳選して
結婚したんだもん。


だから、夫と育児で衝突するのは
こちら側(自分)に原因があるはずだ、

と、
常に自分原因説で動いていました。

他人のせいにしてちゃ、
人生、何も変わらないから。


ひとみちゃん一家
(こないだ結婚式に参加させてもらった後輩)が
私にとっては理想的な家族で、

ひとみちゃんのお姉ちゃんのFacebookの記事を見たら、
(お友達になってないのに、何で見れたのか知らんけど)
自分の妹と義理の弟のことを

「最高の妹と、最高の弟」

と書いていて、
素敵だなぁと思ったので、

私も書いてみようと思います。

私の夫は最高の夫で、
私の娘も最高の娘
 





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