フェイスブックで、こんな記事を見て、

http://spotlight-media.jp/article/168017670466187796?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=mamasta_page

世の中、随分、混乱してるんだなぁと。


記事をかいつまんで説明すると、

「怒らない育児」を行っているお母さんが
自分の子供がスーパーで卵を割っても
子供を叱りもしないし、店員さんに謝りもせず、

その姿を見た人が
「怒らない育児」「叱らない育児」は違いますよ、
と、訴えてる、というモノ。


「怒らない育児」というのは、
私たちみたいな虐待を受けて育った人たち
声を上げてできた単語なのかもしれませんが、

その意味を勘違いしているお母さんが
世の中にけっこう、いる。


被虐代表として
「怒る育児」と、「叱る育児」の違いを
説明させていただきたいと思います。


「怒る育児」(あまりいい結果を生まない)

親の都合で(あるいは自分のプライドを守るため)
感情にまかせて怒ること。
(子どもがいう事を聞かないとキーとなって怒る、殴る、など)

「叱る育児」(子供に親からの愛情が伝わる)

子供の将来を思って(子供の身の安全のため)、
感情を抑えて諭す、あるいは
心を鬼にしてパフォーマンスとして怒る


「親の都合」と「子供の将来を思う」の
線引きが難しいトコロだけど、
説明すると長くなるのでまた今度。

・・・・・

「怒る育児」だと、子供は、
親のいう事をきいた時にしか、親から愛されない、
と、勘違いするので、

精神面にダメージを食らいますが、

リンクの記事みたいな無関心よりかは、
よっぽどましなんだ、

という事を、
ACのセッションをしていて、教えていただきました。


癒しを進めていて、
なかなか癒せない部分を先生に相談したら、

その時の親の態度が「無関心」で、
それによって相当のダメージを食らっていた、
なんて事が判明。

「子供って、怒ってほしい時もある」
って言われて、

そうそう、あの時、何であんなに悲しかったのかって、
お母さんが怒るでもなく、慰めるでもなく、
泣いている私をほっておいたからだった

って、すごく納得して、
それが癒しになったりして。


子供っていうのは、まだ世の中をどう渡っていって
いいのか、方向性がつかめていなくて、

「こっちです!!それはダメです!」
びしっと方角を示してくれる存在が必要。


お気に入りの育児本『フランスの子どもは夜泣きをしない』
にも書いてありましたが、

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密/集英社
¥1,620
Amazon.co.jp


ダメなものはダメ!と、
目をかっと見開いて、威厳をもって子供にNOを言うと、
子供は安心して、その枠組みの中で自由に振舞える、

なんて書いてあって、
本当にその通りだなと、読んでいて思ったのでした。


たまご事件の子供は
お母さんからの「NO!」がほしくて
今後もずっと悪さをし続けるかもしれないし、

そういう、間違った「怒らない育児」が
不登校の原因になる、
なんていう本も、その昔、読みました。

不登校を解決する50のアドバイス―親のタイプ別処方せん あなたは「ライオン型」?「羊型」?マン.../幸福の科学出版
¥1,404
Amazon.co.jp

これこれ。

「羊タイプ」のお母さんは、一見、やさしそうなんだけど、
子供は、親がびしっと「NO!」を言ってくれない事に対して
ものすごく怒ってるんですよね。


世の中からこういう誤解が減ることを
祈るばかりです。






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