自分の夫から同じ言葉を言われても、
まったく腹が立たない奥さんだっている訳で

前回の記事のつづきです)

その違いは何かと言えば、

自分がどんな観念(こうあるべきだ)を
もっているか、の違い。

たとえば私だったら、

「子供が欲しいと言ったなら責任もって
ちゃんと面倒をみるべきだ」


が、主な怒りの原因。

(夫の度重なる外出に腹が立つのも
これが原因)


人って、自分が「こんな事しちゃいけない!」
って思っている事を、他人がさらっとやっているのを見ると、
怒りを感じるじゃないですか。


例えば、
甘え下手でしっかり者の女の子は
甘え上手でぶりっ子な女の子を
モーレツに嫌うでしょ?

あれは、本当は、
甘えたいから、ですよ。

でも、どこかで「男(あるいは他人)に
なよなよっと甘えてはいけない!」
という観念を
身につけてしまったから
(たいてい、お母さんから植え付けられる)

本当は甘えたいけど、
甘えられない。

自分がぐっと我慢してる事を
目の前の人がぺろんと
ふつーにやっちゃうと、

「私、こんなに我慢してんのに
アンタ、なによソレ!!」


と、怒りとなる。


目の前の腹立たしい人は、
実は、統合を待っているもう一人の自分
だったりするわけで、

この場合、
自立ガールがすべき事は、

自分の中にいる甘えん坊ちゃんを
嫌わずに、その存在を認め、
愛してあげて、

できないにゃん♪
やってにゃん♪


と、他人に甘えてみる事。

やれるようになった頃、
ぶりっ子にも腹が立たなくなるし、
自分の中の嫌いな自分と仲直りできて、

心が軽くなり、
この世は愛でできている事
すこしわかるようになる。多分。


だから、今回(というか前々からいらっとしてたけど)、
私が夫の「えー、こんな事するのやだー」
に対して腹が立ってしまったのは、

私の中に
「頼まれごとは誠意をもって引き受けるなり
断るなり、しなければならない」

とか

「子供を作ったのだから責任もって
お世話しなければならない」


とか

「パートナーが忙しい時は
場の空気を読んで積極的に
家事・育児の手伝いをすべきである」


とか

そういう観念(べき思考)を、

「そうすべき」から「そうなれたら素晴らしいけど
できない時だったあるよね、だって、人間、
完璧じゃないもの」


という風に緩め、

そして、

それができない自分、完璧に振舞えない自分も
きちんと愛してあげなさいよ

という課題がきてる、

と、
心理学かつスピリチュアル的には
分析するのです。


婚活論文にも書いたけど(Ⅱ-③)、
結婚相手というのは、
自分の中の嫌いなピース(自分をパズルに例えた場合)で、

自分の外にぽい、ぽいっと捨てたピースを
わざわざ、

「落し物ですよー」

と、
届けに来る人のこと、
なんだそうで、

その、外に捨てたピースそのものが、
パートナーだから、

結婚したら、相手に腹が立ったり
ケンカしたりっていうのは
当たり前。

そのピースを自分の中に統合して
さらに成長することが結婚の目的なのだから。


夫に関して言えば、
捨てたピースは
「感情的になる事」で、

私がきーきーぎゃーぎゃーと
怒ることを、それはそれは嫌悪しますが、

(前妻のそれが嫌で離婚してんのに
わざわざ同じタイプの私に
惹かれている所に「課題」を感じます)

それは彼の課題だから
どーでもいい。


私に今、きている課題は、

いい加減になる事。
アバウトで無責任な自分も愛す事。


頼まれごとも「えーやだー」と断り、

自分の子供だろうが誰の子だろうが、
「やだな、これ」と思ったことは他人に押し付け、

パートナーがどんなに忙しそうにしていても
テレビを見ながらせんべいを頬張る。

さらに言えば
「奥様にこんな事させるの~?」
トイレ掃除も放棄しましょうか。


でも、これができるようになるためには、
過去の癒しが必要、なんですよねぇ。

たとえば、
「空気を読むべきだ」
という観念を手に入れたとき、

おそらく、誰かから
「空気、読めよ」と怒られたりだとか
場の空気が読めなくて後から後悔したりだとかして

そして、その時うまく振舞えなかった自分を
キョーレツに嫌ってる。


ここで、インナーチャイルドの治療
お役に立っちゃうわけで、

だから今、アダルトチルドレン専門の先生が紹介されて
出会っちゃったんだなぁと、

そのタイミングの良さには
神がかり的な何かを感じるのですが、

まあ、とにかく、
過去、心に傷を負った時までさかのぼり、

その時の自分に、
「その時はその時で120%一所懸命、
がんばってたよ」
みたいに、

物事の良い側面も見てあげて、
やさしい声をかけ、
そんな自分を許し、愛してあげる、

という作業を進めていかないといけないのに、


上記の観念を手に入れた出来事が
思い出せず、

育児の疲れから、目を閉じて思い出そうとすると

のび太くん並みの速さ

で寝てしまうため、

ちっとも、進んでいないのが現状です。


先生、すいません・・・。


我が先生の素晴らしい所はですね、
アダルトチルドレンの一般的な治療に加えて、

脳科学なのかな?に基づいて、

過去の記憶にくっついた負の感情を
ポジティブなものへと変換させるというか、
中和するようなテクニックをお持ちで

効果が早い所です。


感情的になった時、
暴力をふるわないと気がすまなかった
はたけやまですが、

今回のケンカではゴミ箱を蹴って
親指を痛めることもなかったし、
(いまだに痛いんだけど、骨にひびはいったのかね・・・)

「もーいいわ!!」って
泣いて怒鳴って、エンジンふかして危険運転で
家出することもありませんでした。

(癒しが進むともっと穏やかに
なれるそうです)


インナーチャイルドの癒しが進んで、
どんな自分も愛せるようになれば

夫の欠点も、ありのまま愛せるようになる
との事だったので、
(自分の欠点・ありのままが愛せるようになるから)

時間を見つけて、
癒しを進めていきたいと思います。


姫様が大きくなったら
3人で、ウィーンで、本場のクラシック、
が夢です。


お世話になっている先生は崎浜晋吾せんせいです。

http://ac-counseling.com/


昨日、紹介し忘れましたが、
男女で点数のつけ方が違う、というのは
この本に書かれています。


ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は.../三笠書房
¥576
Amazon.co.jp


次は、共依存症的、
がんばりの空回りの反省
記事にしたいと思います。


姫ですか?

人の顔みては
「バババババ、バババババ」
と言います。

ババァな母ですいませんでしたねぇ。
(はたけやま今年で40歳です)






下、ようやく1位が取れました~!!
応援ありがとうございます!!

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