歌詞 作詞 「菫色」 | otyanohitoのブログ

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 菫色

 

 

春霞 山向から遠雷 まだ冷たい雨
山の木も 本来の色に戻る 待ち焦がれた季節
早く感じたい 貴方の肌の温もり

 

道路際の 煤けた雪も溶けて 道路に川を作り
名も無き花 見つけては喜ぶ 子供たちの声
雪解けの水が 新しいメロディ運ぶ


何も変わらず 季節は移ろい続けて
生きる喜び 開花させる季節を待つ

 

白く染まった田んぼからも雪が消えて
やがてスミレの紫 貴方の笑顔が見たい


風光り 暖かく柔らかく 風すら変わり
ひばりの 囀りが響いて 私はふと足を止めて
太陽を見上げ おもわず微笑んでいた

 

誰でも いくつもの傷痕を 隠し生きてるは
ただ寒く 孤独に震える夜も かならず過ぎ去ってく
早く気づいて 凍った心解ける音に


何も変わらず 季節は移ろい続けて
生きる喜び 開花させる季節が来る

 

どんなに固い氷でさえも春の風が
溶かし消し去るのよ さあ抱いて温めてあげる


白く染まった田んぼからも雪が消えて
やがてスミレの紫 春の炎色に染まりたい