眠れぬ夜に詞なんぞを書く | otyanohitoのブログ

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どっかで書いたな? 作詞家を目指してたって
いや 正確には 目指してる だけどな^^;
そんなわけで 詞だ 詩じゃないぞ^^;

曲もあるが覚えてない 何故かって?
曲と同時に詞も降りてくる ふふ~ん みたいに鼻歌でだ
そしてその詞を 書き写している間に もう曲を忘れてる^^;
そんな鶏並の脳味噌な俺だ



『五ヶ月目の花火』


色を無くした町で貴方の面影探す
小雪舞ってた3月から
今はもう 蝉しぐれ
時の流れは速いものねと誰かが呟く
止まったままの時計はまだこの胸の中に

残された痛みと孤独の中で
貴方との日々だけが
今も私のリアル

何もかもを押し流した波は
それでも消せなかったよ
愛してる この想いだけは
私の中の 貴方との日々も

貴方のバイク見付けた防波堤から見える
岬の先を覚えてる?初めて二人
裸で泳いだ あの夏の夜
打ち上げ花火に驚いた魚が
飛び跳ねる度に貴方は
笑ってたよね

いつか貴方を忘れる日が来るかな
私だけ大人になり
色を取り戻す町を見ながら
貴方と出会った
この小さすぎる暖かな故郷で

ガレキの町
無くた物の大きさすらまだ計れない
それでもなお 探し続けなきゃ
私じゃなく貴方を選んでいった海に
残された私の意味を

貴方のバイク見付けた防波堤から見える
岬の先を覚えてる?初めて二人
裸で泳いだ あの夏の夜
打ち上げ花火に驚いた魚が
飛び跳ねる度に貴方は
笑ってたよね

五ヶ月目の花火は美しく
儚く消えていく
壊れかけた防波堤から
貴方との場所
水面に映る花火見つめて
少しづつでも 歩こうと誓った