派遣登録説明会に潜入せよ! | otyanohitoのブログ

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不景気 そう叫ばれ暗いムードの我が国
はたして本当に仕事は無いのだろうか?

いつの間にか悪の枢軸かの様に言われるようになった 「派遣」に
お茶記者が潜入取材を試みる事にした・・・
なにしろ全マスコミやら大学生とか就職難にあえぐ人々から
鬼か悪魔のように言われ続ける組織への潜入である
歴戦の強者 お茶記者の背中にも冷たいものが感じ取れた

不景気だ!不景気だ! 仕事が無い!仕事が無い!
そう騒ぎ立てられているし なにしろ年末だ
ここわ派遣でも頼って一仕事しよう!そう思う人達も多いに違いない
正月に懐が寒いのは寂しいからな お茶記者はそう思っていた

都合よく近場の文化的施設の会議場に「派遣」の
「お仕事説明会」なるイベントを発見
緊張を抑えつつお茶記者は出動した・・・

開場の時間からややすぎ「遅れちまったぜ・・・記者だとバレるか!?」
そう呟きながら 俺は会場の重たいドアを開けた
きっと ギロリ と多数の不審者を睨む視線が痛いぐらいに突き刺さるに違いない・・・
ところが

開けてビックリ玉手箱
「あ!どうぞいらっしゃいませ」そこにはキリっと仕立てたばかりのように綺麗な
背広を来た一人の青年が居ただけであった・・・
30ほどあるだろうか席には誰もいない・・・
俺の一言目「俺だけっすか?」 派遣会社の担当「そうですね・・・」
俺「・・・」 派遣会社の担当「ははは・・・どうぞお座りください」

おい!どうなってんの? みんな必死に仕事を求めてるんじゃねぇのか??
それとも プライドが邪魔して「派遣」なんぞ頼れないのか??
え?うそん・・・仕事溢れてますやん・・・ むしろ企業のほうが必死ですやん・・・

色々と派遣の登録をしながら お茶記者はこの派遣会社の青年から
色々聞き出すべく 話をふる

俺「やっぱ餅代が無いとねぇ寂しいっすからねぇ」
担当「そうですよねぇ年末年始は人手不足でお仕事も沢山ございますよ」
俺「ですよねぇ でも・・・俺だけっすね・・・」
担当「ええ・・・最近の大学生とかフリーターの方々は、楽な仕事がばかりを・・・」

なるほど だんだん見えてきたぞ
この若き担当さん 色々と一人で慌ててらっしゃり 時折部屋を出た
その隙に企業ファイルを見る 俺「なるほどな・・・」
募集広告から分かっていた事ではあるが 倉庫 工場 配送の手伝い
なるほど肉体労働メインである が しかし
単発 短期 年末なら小遣い稼ぎにうってつけでは無いのか?

色々と書類を作り 手続きも終わり 年末年始の人手不足もあり
お茶記者の潜入も すすすいっと何の抵抗も無く進む
本来ならツッコミどころ満載な俺の履歴もあっさりと通って行く
そう マジで人手不足なのだ

結局 この楽勝で仕事にありつけるお仕事説明会(2時間)に
姿を見せた貧乏人は・・・お茶記者だけであった
俺「いつもこんな感じで?」 担当「最近はそうですね・・・学生さん達も贅沢になっちゃって・・・」
冬休みの年末年始一稼ぎしようぜ!という大学生やらをターゲットにした説明会
来たのは・・・おっさん一人でしたとさ・・・

結論
仕事はあるぞ しかも山のようにあるぞ ただし・・・それらは色々とナンクセをつけ
人から避けられているだけのようだ これが今回潜入捜査した
お茶記者の実感である 仕事は高望みすれば無いが 選ばなければある
それが事実であり 実態であることを身を持って感じ取ってきた

日本は不景気だ・・・不況だ そういうと外国人が腹を抱えて笑う
「日本のどこにスラム街がありますか?」 「日本人の平均貯蓄いくらか知ってますか?」

最期に一つ問いたい 派遣は悪なのか?
江戸の昔からある商売 大抵はヤクザもんが取り仕切り 裏社会の資金源だった
現代では脱税の温床にもなり 不当で危険な労働環境も問題だった
それを法整備し白日の元にさらし 裏社会やら脱税から縁遠い物とした

派遣が無ければ正社員になれたのか? じゃ派遣で稼がなかったとして
その人達はどうやって食ってたのだ? どっかから仕事が降ってきたのか?

派遣が怖かったのさ・・・ 俺達の仕事が取られるのでは?とね
誰がって?そりゃ考えれば判るだろ
マスコミと某政党は見事に成功したのさ 派遣=悪 という図式の完成にね

派遣を悪として・・・さぁ 雇用は増えたのかね?みんな正社員になれたのか?
そんな訳ねぇんだよ
派遣=悪の図式を創り上げたのは なにを隠そう派遣に仕事が奪われると
誇大妄想した正社員様の団体 つまり組合だからな

俺が盗み見見たファイルの多くには 「正社員への投与あり」と
書かれている物も多かった だが・・・
なぜだろうね?夢の高給取りに憧れ 自分の価値が高い物だと勘違いし
今も仕事を選びまくっている人達は多そうだと感じた お茶記者であった・・・

ちなみに私 体がボロボロであり 1時間じっと立っていろと言われてたら
泣きながら できません と答えるしか無い者だ・・・
だが欲しい物があるので ボロボロの体を騙し 一週間ほどバイトするぜ
ロキソニン噛み締めながらでも 苦痛に歪む顔で無理やり笑ってやろうじゃねぇか

というわけで お茶記者の潜入レポートでした
正月は痛む体を寝かせたまま 薬漬けの毎日が決定いたしましたとさ^^;

がんばれ!若者よ!五体満足ならやれる事はあるはずだ!!
仕事したくても出来ない人達だって 沢山居る事も忘れんなよ・・・
そして・・・仕事が無いぐらいで自殺なんかすんな!