インフルエンザA型にかかり、自宅療養で時間が出来た割に、体調がマシな時でも体力無くて、映画見る以外は何も出来ないので久しぶりにゆっくり映画を見ました♫

んで、今回はこちら。
(ネタバレ少し含みます)

LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
★★★☆☆

ジャケットとあらすじを軽く読んだだけで何の情報も持たずに見ました。
あらすじを軽く言うと、インドに住む5歳のサルーが兄と出かけ先で空っぽの電車に乗ってしまい迷子になり、家に帰れなくなりそのまま施設に入ってその後オーストラリアの夫婦の養子になる。何不自由なく暮らし大人になるが、サルーは片時も故郷のインドの事家族の事が忘れられなくて、、、

と言った感じ。

私は映画を見て1番ラストで知りましたがこの映画、実話です。

内容はハッキリ言って理解出来ない部分や気分の悪くなる場面が多い。
インドでは迷子になって家が分からなくなった子供をそんな簡単に養子に出すの?とか、インドでの誘拐や拉致の現実を映し出す場面が出て来たりとかで、物語よりもインドが抱える子供に対する問題の闇の深さばかりを感じてしまっていた。
ただ、そんな現実を世界に知ってもらう為に作られた映画なのかもしれないし、実際この映画を見終わってからインドの拉致誘拐についてかなり調べて色々知る事が出来たので良かったと思う。

映画的には子役サルーの子の可愛さが半端なくて、そこにかなり助けられたと思う。

半分以上、この子が可愛いので見てた。笑

あと、最後に実話だと知ってなんか納得!
実話なら観れるわ〜と言った感じ!

でも、実話なら本当に辛かったやろうなぁ。
うちも下の子が4歳なので下の子が同じ目に遭ったらと考えて最後は泣いてしまった。

この映画の子は幸いにも(?)養子に出されて里親に育ててもらうというまだ幸せな人生を歩んだ。

でも、インドでは年間何万人もの子供が誘拐されていなくなっているらしい。
拉致された子供の辿る道は、どれも悲惨なものばかり。
中国も今子供の誘拐が問題になっているが同じくらいにインドも問題だそう。
インドの誘拐について調べていると今後は減るどころか増える事が懸念されているのだとか。

まぁ、そんなわけで映画の感想と言うよりもその背景に気持ちが行って色々悲惨な現実を改めて知った。そんな映画。
あ!「スラムドッグミリオネア」や「奇跡の数式」に出てたデーヴ・パテールがサルーの大人になってからの役をしているんだけど、めっちゃイケメンになっててびっくりしたぁ!
それは感想!笑笑