今年も玄関にクリスマス・リースを飾った。見ていて華やかな気分になる。

クリスマス・リース

ところで、この「リース」だが、なぜ "lease" なんだろう、貸し借りするものなんだろうか、と思っていたら、全く綴りが違った。"WREATH" という綴りで、花輪や花冠を意味する言葉だった。

面白かったのは、"wreath money" という言葉の意味で、「結婚をエサに女性の貞操を奪った男が女性に支払わねばならないお金」と書いてあった。ドイツ語の "kranzgeld" という罰金を英訳したものらしいが、日本語訳として書かれていた「手切れ金」よりは未だ救いがあるように思う。ドイツ人の友人がいれば、"kranzgeld" の由来を聞きたいところだ。
クリスマスが近付くと、イエス・キリスト誕生の場面を物語るお人形が出てくる。2年前に横浜の教会が催しておられたバザーで買わせて頂いた。

クリスマス

これに東方の三博士と呼ばれる三人の博士が登場しているが、イエス・キリストを拝み、持参してきた乳香、没薬、そして黄金を贈ったと言われている。特別な方への贈りものだがら、いずれも当時、大事だと考えられていたものに違いない。

ちなみに、乳香とは焚いて香として使用された樹脂、没薬も樹脂のようだが、こちらは殺菌効果があり、鎮静薬や鎮痛薬として使用されたらしい。黄金、いわゆるゴールドは紀元前2600年頃には古代エジプトで使用されていた記録があるそうだから、イエス・キリスト誕生の頃には通貨として世の中に流通していたのだろう。

では、これらの贈りものは何故大事だったのか。先ず、黄金は生きて行く上で必要となる経済力、次に没薬は健康が大切であることを示す贈りもの、そして、乳香は平和な時間や余裕のある心を象徴していたのではないか。お金があり、健康に恵まれていても、心休まる時間がなければ、幸せに感じることもないだろう。

そう思うと、イエス・キリストが誕生した時代も、私たちが生きている今の時代も、大事なものは変わっていないように思うし、幸せを感じることは決して難しいことではないように思えてくる。
結局、勤務先を丸一週間お休みし、今週の月曜日から出社した。オフィスでは第一号のインフルエンザ罹患者だったようで、あちらこちらから「大丈夫ですか?」と声を掛けて頂いた。中には「一番おめでとうございます」とからかう人や、国際電話で心配下さる方までいたが、これだけ注目頂けるのだから、どうせ罹るなら一番が良いかも(笑)

バイオリンの練習も再開した。来週火曜日の合唱団クリスマス会ではバイオリンを弾かせて頂くことになっている。何とも晴れがましい話だが、人前で弾くとなると集中して練習するし、その時間も長くなる。私はできれば恥はかきたくないと願っているから、真面目に練習するにはこうして出番を増やすのが一番早いかも。ただ、それに付き合わされる合唱団の皆さまには申し訳なく思う。すみまっせん!(笑)

楽譜

「きよしこの夜」とボッケリーニの「メヌエット」を演奏予定だが、上手くは弾けないのだから、丁寧に心を込めて弾かせて頂こうと思う。「初めて聴く曲でしたね」と言われなければ良いのだけど(笑)