リーグワン プレーオフトーナメントの決勝戦、コベルコ神戸スティーラーズ(神戸S) vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)の試合をテレビ観戦した。両チーム共に前に出るディフェンスの厚みと圧力が凄くて、大変見応えのある試合になった。結果は神戸S 22対13 S東京ベイ で神戸Sの勝利となったが、トライ(ゴール)は両チームが前半に挙げた一つずつで、9点差はPGの数によるものだから、S東京ベイの選手たちは負けた気がしていないかなと思う。
いつもの癖でメモをしながら観戦したが、最初に「早い、低い、重い」と選手たちの集散や姿勢、鍛え上げられた身体について書いているが、体重100㎏超の選手の低いタックルが決まる度に、タックルされた選手の気持ちになり、「痛い」と最後に書き加えている(笑)
そういう素晴らしいタックルが次々に決まる緊迫したゲームだから、FWのモールやラックからの攻撃も、BKがオープンに展開しての攻撃もなかなか決定打にならない。結局、S東京ベイが挙げたトライは左WTB木田選手がタックルをかわしながら敵ゴールに向けて転がしたキックから生まれたものだし、神戸SのトライもFB上の坊選手がタックルされる直前にゴールに向けて転がしたキックから生まれている。キックは攻撃権の放棄と教えられてきたが、必ず前進はできるキックをどこまで正確にタイミング良く使えるか、それが勝負を決めるのかなと思った。PGも神戸SはSO李選手が全て成功させているが、S東京ベイには一つ不成功があったと思うから、接戦ほどキックの重要度が高くなるのかも。
最も印象に残った選手はS東京ベイのFBスティーブンソン選手で、「そんなコース走ったら捕まりますよ!」と言いたくなることが何度かあったが、毎回、スルリと抜けて大きくゲインする走りを見せておられた。それが不思議だったが、身長190㎝、体重92㎏の選手だから、恐らく、フェイントも一歩々々も横に飛ぶステップも全てが普通サイズよりも大きくて、ディフェンス側の可動域を超えていたのだろう。ぜひ、もう一度プレーを見てみたい選手だ。
